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人狼用語を知ろう!グレランとは?

オンラインでもオフラインでも楽しめる、人狼ゲーム。ですが、興味を持った初心者にとって、ハードルとなっているのは推理の難しさよりも用語のややこしさではないでしょうか。今回は人狼用語『グレラン』について解説してみました。

グレランとは

「グレラン」とはグレーランダムの略語で、吊り先の選び方の手法の一つです。誰にも占われておらず、役職CO(役職者と宣言すること)もしていない人のことを「グレー」と呼びます。「グレラン」は、「グレー」の中から各々が自由に好きなところに投票して吊り先を決めることを指します。 推理の手がかりの少ない初日などに行われることが多く、中盤以降は狼の組織票(狼たちが事前に打ち合わせて一人に票を集中させて吊ってしまうこと)を避けるためにあまり行われません。

グレランの投票先

中盤以降は白確(占い師が占い、村人側だった人)や霊能者などの役職者がその日の吊り先を指定することが多いため、唯一自由に投票できる序盤の「グレラン」の投票先には、重要なヒントが残っていることがあります。 狼は仲間の狼がわかりますから、普通は狼以外に投票します。狼が「グレラン」で投票した相手や、狼に「グレラン」で投票した人は、狼でないかもしれません。ですが、それを見越して仲間に票を入れておく身内投票戦術も広く見られるため、簡単に見分けられる訳ではありません。 一位が同点だった時の再投票で、誰がどう票を変えたかも重要です。狼と村人が同点一位だった場合、狼が吊られないようにその村人に票を変えた人は怪しいかもしれません。

グレランを抜けるために

初心者は、「グレラン」で吊られてしまう確率が高いといえます。なぜなら、うまく発言できないでいるうちに、ステルス(喋らないこと、喋らない人)気味になってしまい、序盤の吊りどころになってしまうのです。 「グレラン」を抜けるには、ともかく喋りましょう。無意味なことを喋っても仕方ありませんが、全ての発言を追う必要はないので、COの状況や目に付いた発言に自分の意見を提示するなどしてみましょう。しかし、別のプレイヤーから疑いがかけられたからといって、「自分は狼じゃない」「狼と言ってくる方があやしい」「吊らないでくれ」など理由なく拒否したり、逆ギレしてはいけません。村人だったとしても人狼だったとしても、余計に怪しいと思われ吊られてしまう可能性が高くなります。このような場合は、他のプレイヤーの怪しい点を挙げたり、疑いをかけられた際、最初に疑いをかけた者に便乗してきたプレイヤーを怪しむなど、冷静に対処する必要があります。

はじめのうちはそれが難しいのですが、慣れてくればできるようになります。その他沢山難しい用語がありますが、こちらも全て慣れればスムーズにやり取りができるようになります。

基本でありながら推理のし甲斐もある「グレラン」投票。迷ったら序盤に立ち返って「グレラン」の投票先を見てみるのもいいかもしれません。

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