日本中が新年をお祝いするお正月。そもそもお正月はいつから皆でお祝いすることになったのか、習わしの由来とは?そんな今更聞けない由来についてご紹介します。お正月が一味ちがうものになりますよ。
お正月の言葉の由来は?
「正月」は旧暦の1月の別名のこと。お正月の元旦には、「年神様」が新年の幸せを授けてくれるために各家々にやってきます。その幸運をもたらす「年神様」をお迎えするために、いろいろな行事やお料理でお迎えするのがお正月の由来と言われています。「年神様」は「正月神」とも言われています。お迎えするための様々な行事の由来を知って大切に過ごしたいですね。
お正月に出向く、初詣の由来は?
平安時代にはじまったとされる初詣。もともとは、社寺に籠って祈願する習慣からはじまり、正月に初めて参拝し、新年の願いたてる習慣になったといわれています。初詣のあとにひく「おみくじ」は神様からの大切なメッセージ。大吉、凶に一喜一憂してしまいますが、おごそかに文章を読みましょう。
お正月の遊びにも由来があります。
邪気を取り払うために笑い合って、福を呼び込もうと様々な遊びが考えられました。羽子板でまけると顔に墨を塗って、笑い合うのもそのひとつ。邪をはらうといわれる人の笑い声。その他にも、凧をあげた時の風の音、男の子にプレゼントされた弓矢の鳴る音など、お正月の遊びには知られざる由来があります。
由来を知ってお正月を楽しんで。
新年を祝うことは知っていても、これまでの習慣は由来を知らずに行っていたことも多いですよね。お正月の由来をいろいろ調べて実行すると、新年もいっそう厳かに過ごせるかもしれません。