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お正月に神社へお酒を贈る時は

お正月に、日頃の感謝を込めて縁のある神社へお神酒を贈ると、気持ち新たに新年を迎えられます。初詣の際に一年の無事を祈願しお酒を奉納してみましょう。

お酒は神聖なもの

日本ではお酒だけではなく、米や塩・水、奉賽をお供えすることもあります。お酒は古くから神様と人間との関わりに欠かせないものです。神聖なお酒を献上することでいままでの感謝とこれからの無事を祈願します。

熨斗(のし)書き

熨斗とは熨斗鮑(のしあわび)のことです。鮑は昔から慶事の際に贈られてきました。この熨斗鮑を包む形が元となり「のし紙(熨斗紙)」 ができました。神社へお酒を納める時は熨斗に奉献・奉納・御神前・御供と書くのが一般的です。奉納する人の名前を忘れずに書きましょう。

奉納するお酒の本数

何本という決まりはありません。勿論、1本でもかまいません。2本、3本、5本と何本でもかまいませんがやはり4本は避けた方がいいです。できれば瓶はむき出しではなく1本ずつ包装してあるものか、もしくは箱入りがいいです。お酒の種類は一般的には日本酒(清酒)です。ウイスキーや焼酎などは適しません。わからない時は酒屋で聞いてみると教えてくれます。

まとめ

神社へ詣る前にお風呂に入って身を清めたり、熨斗をつけたお酒を用意するなど日本ならではの礼儀作法を見直してみるのもいい経験となります。意外と参拝の作法も間違っているかもしれませんので調べてみたり、宮司さんなどに尋ねてみるのもいいかもしれません。

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