伊勢崎スケートセンターは、伊勢崎市今井町で空調や冷凍・冷蔵設備などの事業を手掛ける中西工業株式会社の関連会社として、ウィンタースポーツの機会の少ない地元の子供たちのため、会社の技術を活かして昭和40年に創業されました。
歴史と温かみのあるスケート場
中西工業株式会社の関連会社として「株式会社伊勢崎スケートセンター」として設立されているこのスケートリンクは、中西工業株式会社の敷地内にあり、冬期（10月末?3月）のみ営業しています。元々近所の子供たちにスケートを楽しんでもらいたい、という意向で作られたリンクのため料金も低めに設定されており、大々的な宣伝もされていないためか、地域に密着した「近所のスケート場」という印象です。伊勢崎市民が対象ですが、スケート教室も開催されています。たくさんの人々に愛されてきた、歴史あるスケート場です。
伊勢崎スケートセンターの詳細情報！
スケートリンクは屋内で、広さは30m×20mと、一般的な国際規格リンクよりは小さめの作りです。シーズン中は無休で、営業時間は8：30～20：00と、遅めの時間まで営業しているのも魅力的。滑走料金は大人700円（貸靴料300円）、中高生500円（貸靴料200円）、子供400円（貸靴料100円）、とリーズナブルです。他の設備としてはロッカー、トイレ、休憩室、喫煙コーナー、売店、自動販売機など。交通アクセスは、JR両毛線・東武伊勢崎線の「伊勢崎」駅からバスです。車の方は、中西工業株式会社の駐車場に止めることになります。
まるで美術館？外壁も館内も絵でいっぱい！
古いスケート場ではありますが、改装もしており、場内はきれいでとても明るい雰囲気です。その明るさの理由は、建物の外壁、館内の通路や壁、リンクの壁に至るまで、たくさんの可愛らしい動物や魚などの絵が、びっしりと描かれているからでもあります。壁画の制作者は群馬県立女子大学の絵画ゼミ・実技ゼミの学生たちです。絵が飾っているだけではなく、毎年の恒例で、群馬県立女子大学生とのコラボでクイズなどの催し物を開催、抽選でオリジナルグッズのプレゼントもしています。そんなふうに、何かとやさしさと温かみが感じられるスケート場です。
