今までお正月とは何か考えたことあったでしょうか。毎年必ず当たり前のように過ごしてきたお正月とはいったい何か?を紹介します。お正月のことを理解するいい機会ですね。
お正月という行事の本来の意義
子供の時から毎年かかさず経験するお正月。親戚や友人に年賀状を書いたり、初詣に行ったり、餅をついたりと何かと行事で目白押しのお正月ですが、これらの行事は本来どのような目的で行われているのか知っている方は実はあまり多く無いと思います。なので今回はお正月の本来の意義を解説したいと思います。お正月の本来の意義をきちんと理解して、お正月をもっと有意義に過ごしましょう。
お正月の由来は「年神様」
お正月の行事は新年を良きものにするためにある、と知っている方は多いと思います。しかし、なぜこれらの行事が新年をよくするのでしょうか?秘密はお正月の由来にあります。お正月は本来「年神様」と呼ばれる新年の神様をお迎えしてお祝いをする行事です。お正月の飾り付けをするのも全て「年神様」を迎え入れるためなのです。また年末に「大掃除」をするのも同じ理由です。お正月にある様々な行事は全てちゃんと一貫した意味があるのです。
おせち料理やお年玉にも由来があります
上述で年末の大掃除やお正月の飾り付けは「年神様」をきちんとお迎えするためにあると解説しましたが、他の定番行事であるおせち料理やお年玉はどうなのでしょうか。実はこれらの行事も全て年神様に関連しています。おせち料理とは本来、年神様へ供えるための料理です。雑煮も年神様にお供えしたお餅を食べることでご利益を頂戴する、という由来がります。また、お年玉も年神様の魂が宿った餅を家族に分け与えることが由来しています。