近年増えてきているイベントスタッフ募集のアルバイト。興味のある人は多いのではないでしょうか。今回は、イベントスタッフの仕事をしてみたいと考えている方に、イベントスタッフとしてのマナーを紹介します。
スタッフは参加者ではない
スタッフは、イベントの参加者ではありません。参加者はお客様で、スタッフはあくまでも裏方です。自分の好きなアーティストやグループ、イベント内容であっても楽しむことができるわけではないということを覚えておきましょう。
代表者の指示を良く聞き、従う
イベントスタッフはかなりの大人数で、各部門に分かれて仕事をすることがほとんどです。そこで重要なのが代表者の話をよく聞くこと。代表者やリーダーの話をきちんと聞いておかないと、自分の仕事を把握できなくなってしまい、大きなミスに繋がる可能性があります。
サービス業ということを忘れない
イベントスタッフといえども、お客様が来場する場所で働く以上はサービス業になります。自分は裏方でお客様とは関わらないと思っていると、うっかり道や場所を聞かれたりしたときに、対応できなくなってしまいます。サービス業に従事するという意識を持って、最低限トイレの場所や案内係の場所などは覚えておくようにしましょう。
笑顔・礼儀・挨拶を大切に
どんな仕事でもそうですが、笑顔・礼儀・挨拶以上に仕事に必要なものはないと言っても過言ではありません。代表者やリーダーに対しては自分から挨拶をして礼儀正しい口調で話し、お客様や出演者の方には笑顔で接するようにしましょう。この3つを守っていれば、相手だけでなく自分も気持ちよく仕事をすることができます。基本的なところをおろそかにしないようにしましょう。
イベントの顔という自覚をもつ
大抵のイベントにおいて、お客様や参加者の方が一番最初に対応されるのはイベントスタッフです。そこで感じの悪い対応をされてしまっては、せっかくのイベントやその日1日がどんよりした気分のものになってしまいます。イベントスタッフはお客様に一番近いスタッフである分、お客様にいつも見られているイベントの顔であるという自覚をもちましょう。
イベントを作っているという自覚をもつ
イベントスタッフは、多くの場合が大きな企業への委託や外注になっており、主催者と関わることが少ない仕事です。しかし、委託や外注とは言っても、イベントを作る側の一員であることに変わりはありません。どうしたらお客様がもっと楽しめるのか、どうしたら仕事の効率が良くなるのか、自分なりに考え、自分のできる範囲で努力する必要があります。そうすれば、仕事が楽しくなるだけでなく、仕事に対しての評価に繋がる場合もあります。
イベントスタッフは素敵な仕事!
たくさんの人と関わることができるイベントスタッフは、楽しく素敵な仕事です。必要最低限のマナーを守っていれば、好きな音楽や同じ趣味の人に囲まれて有意義に働くことができます。ぜひマナーを確認して、イベントスタッフとして楽しく働いてみてくださいね。