日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

ゴルフの服装において欠かすことのできない帽子。これにはただのファッションというだけでなく、さまざまな理由があって必要となっているのをご存知ですか? 今回はその理由とともにゴルフに欠かせない帽子についてをご紹介します!

これってアリ?ナシ?ゴルフの帽子のマナーを勉強しよう

ゴルフで押さえておくべきドレスコード

ゴルフにおける帽子についてご紹介する前に、ゴルフでの大事な決まり「ドレスコード」についてご説明しましょう。

ゴルフには、競技ルールの他にもいくつかのマナーが設けられています。
その中のひとつが、服装規定=ドレスコードです。
基本的には「袖・襟のあるシャツを着る」「ジーンズはNG」「丈の短いショートパンツはNG」「ゴルフシューズを履く」となりますが、よりドレスコードに厳格なゴルフ場ではジャケット着用などを義務付けているところもあります。
その中で帽子はドレスコードには入っていないのですが、エチケットとして身に付けるのが暗黙のルールとなっています。

現在のドレスコードはもっと自由

ですが、厳格なドレスコードを設けているゴルフ場は今や少数派。
プロの試合を見てもわかるように、ゴルフウェアはかなりカジュアルになりました。
20年ほど前のスタイルと比べれば、「そんな格好でゴルフをしてもいいの?」というような、カラフルで形もさまざまなゴルフウェアが登場しています。
しかし、時代によってスタイルが変化しても、基本的には襟つきシャツにパンツ、帽子という昔からのドレスコードがきちんと守られています。
これは、ドレスコードが「他の人に不快な思いをさせない」というゴルフにおいて大切なマナーだからです。

帽子はゴルフでの実用品でもある

ゴルフにおいて帽子が必要とされるのは、服装のエチケットとなっているからというだけではありません。
野外での紫外線から頭や顔を守る役目や、日差しを遮りボールを見やすくする役割があります。
冬場であれば、防寒の役割も加わりますね。

また、髪の毛を固定してくれるというのも大事な役目です。
打つ時には下を向きますし、風のある時にはやはり髪が邪魔になる時があります。
そんな時、帽子が髪の乱れを防いでくれるというわけです。
このように、帽子はエチケットやファッション以外にも実用的なアイテムだと言えます。

ゴルフ場でかぶるべき帽子の形は?

さて、そんなエチケットと実用を兼ねた帽子ですが、ゴルフにおいてはどのようなものを着用すればいいのでしょうか。
ゴルフというと、サンバイザーやキャップのイメージがあるかもしれませんが、種類については明確に決まっていません。
ニットキャップやキャスケットでもいいですし、麦わら帽子でもかまいません。
実際に、ゴルフウェアとして中折のストローハットが販売されています。
しかし、なんでもいいからと奇をてらいすぎたものはNGです。
要は、常識の範囲であればOKということですね。

普通の帽子は使っちゃダメ?

帽子の形が特に決まっていないのなら、ゴルフウェア以外の帽子をかぶってもいいのでしょうか。
これはOKということになります。
実際、ウェアでもゴルフウェアとして販売されているものではなく、通常のアパレルブランドのものなどを上手に取り入れてプレーしている人は多いんです。
ですので、先ほど述べたように常識の範囲内であれば、普段使っている帽子を使っても大丈夫です。
人によっては、ゴルフ場のショップでおみやげとして売られているキャップを使ったりもしていますよ。

ゴルフウェアの帽子は何が違うの?

ここで、「なぜゴルフウェアの帽子があるのか」という疑問がわきますよね。
やはり、ゴルフウェア用に作られている帽子は、吸汗性や保温性に優れた素材を使用し、より快適にゴルフがプレーできるように工夫されているからです。
また、ウェアと同じブランドで揃えれば、ファッションの面で統一感が出るというメリットもあります。
ゴルフは他のスポーツよりもファッションの選択肢が多いスポーツですので、ぜひコーディネートも楽しみたいものですね。

スタイルは日々変化する

2015年、石川遼選手が青のバケットハットをかぶって試合に出場し、話題になりました。
雨よけと耳の日焼け防止の両方を兼ねたチョイスだったようですが、石川選手が契約しているキャロウェイからはバケットハットが発売されており、これからバケットハットをかぶってゴルフに行く人が増えそうです。
このように、ゴルフのスタンダードや流行というものは日々移り変わっています。
ゴルフといえばこれ、と固定観念を持たず、エチケットの範囲の中で石川選手のように自由なオシャレを楽しみたいですね。

自分なりのスタイルを楽しもう!

いかがでしたか?ゴルフというと服装に厳しいと思われていますが、実際は押さえるべきポイントさえ押さえていれば、ある程度は自由に楽しむことができるんです。
今度お店で帽子を見かけたら、「これはゴルフに使えるかな?」と考えるのも楽しいですよ!
ぜひ、自分なりのスタイルを見つけてくださいね。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます