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サッカーの審判になってプレーを身近に。

選手たちと同じピッチに立って、スーパープレイを目の当たりに見たい、と思ったことはありませんか?それを可能とするのが「サッカーの審判」.ただし、サッカーの審判になりたい!まずは審判についての基礎知識をチェックしましょう。

サッカーの審判になってプレーを身近に。

サッカー審判の仕事って?

サッカーの審判員は、通常のゲームの場合には、主審1人、副審2人で構成されます。その他には。競技会規定に基づいて「第4の審判員」といわれる審判を配置する場合があります。日本サッカー協会が認定する「サッカー公認審判員」があり、大方の審判員はこの公認審判員と呼ばれる皆さんのことです。

主審はサッカーの競技規則をコントロール

ルールの原文での英語表記では、審判のことをReferee (レフェリー)と表記しています。主審の役割は重要で、試合で使用するサッカーボールが、規定を満たしているかなどもチェックするなど、決められたサッカー競技規則にのっとって、競技がしっかりと行われているかなど、あらゆる点をコントロールすることができる権限をもっています。

サッカーの副審は2人

サッカーの副審は、文字通り、主審を援助する役割で、2人で行うようになっています。配置場所は、フィールドのタッチライン外側とゴールラインからハーフウェーラインにそれぞれ1人づつとなっています。ボールがフィールドの外に出たときに、コーナーキックなのか、ゴールキックなのかスローインなのかを決めることもできます。もちろん、判定の最終決定者は主審です。また、8人制サッカーでは、副審は置かれない場合もあります。

サッカーの第4の審判員ご存知ですか?

3名の審判(主審1、副審2)の誰かが、職務を続行することが不可能となってしまった場合にその代わりを務めるのが、「第4の審判員」といわれます。また、良く見かける選手交代の時に掲げられるボードを持ったり。ロスタイムを知らせるボードを持つのも、この第4の審判員の役割です。英語では、Fourth official(フォース・オフィシャル)と表記されます。

サッカーの主審、時計の秘密

ロスタイム残り30秒で、逆転のゴールが決まる。そんな劇的なシーンもサッカーの醍醐味ですよね。ロスタイムは主審が決めるものですが、その時に重要な道具でるのが、「時計」。よく見ると、主審は右腕・左腕の両方に時計をしていることが多いのです。まれに転倒事故や選手やボールとの接触で時計が片方壊れてしまった、という、サッカーの試合中に時計が機能しなくなるというアクシデントに備えて、主審は2つの時計をしているそうです。

サッカー審判には種類がある

サッカー審判員の資格には、1級(女子1級)から4級までがあり、それぞれの級によって審判を担当できるサッカーの試合のレベルが変わります。4級の審判員は、市区郡町村傘下の団体。3級になると、都道府県協会が主催する試合。2級では、地域協会が主催するとなり、1級になると、日本協会が主催する大きなサッカーの試合で、主審を務められることになります。

サッカー審判になるには?受講方法

憧れのサッカーの審判になるには、まずは最初の段階として、都道府県サッカー協会が主催の4級審判員取得講習会を受講することから始めなければなりません。その後、段階ごとに2~3級と昇進試験を受けていきます。最後の1級、女子1級のサッカーの審判になるためには、JFAあるいは、地域サッカー協会が主催している認定審査会に参加し、その審査に合格しなけれなりません。

国際試合のサッカーの審判になりたい!

最終的に目指すは、国際試合のサッカーの審判員!ではどうやって選ばれるのでしょうか?サッカー国際審判員は、1級審判員及び女子1級審判員の中から選出されます。JFAからFIFAに推薦され、それを受けて、正式にFIFAから承認される段階が必要です。そこで、ようやくFIFAやAFCの指名を受けることで、華々しい国際サッカー試合の審判をすることができるのです。長い地道な努力が必要なんですね。

気の抜けないサッカーの審判

サッカーの試合が始まったら、選手たちと同じようにフィールドを行き来しなくてはならないハードな役割の審判。でも、選手たちの白熱したプレーを観客に楽しんでもらうためにはとてもやりがいのある仕事ですよね。サッカーの審判に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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