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相手を出し抜く!サッカーの様々な足技

サッカーの試合中、ドリブラーが見せる様々な足技の数々。試合中にあんなカッコよく相手を出し抜けたら爽快に違いありません。今回はそんなサッカー選手がの足技の中から、基本的なものから非常に有名なものまでご紹介していきます。

相手を出し抜く!サッカーの様々な足技

基本的な足技「キックフェイント」

ゴール前やペナルティエリアなどで見る機会が非常に多いのがキックフェイントです。やっていることは非常に単純で、シュートを打つ動作から一転、一気にボールを切り返してドリブルやシュートを行うフェイントです。簡単なようで奥が深く、相手が釣られてしまうよう直前まで蹴る動作を行う必要があります。

基本的な足技「ジャンピングフリップ」

こちらもディフェンスとの1対1の場面で非常によく見かける足技です。片方の足でボールを蹴った直後、反対側の足ですぐにボールを蹴り、逆方向に進むためのドリブルです。相手の反応が遅れれば一気にディフェンスを抜き去ることができる一方、切り返しが甘かったりわざとすぎたりすると切り返しの瞬間にボールを奪われてしまうこともあります。

基本的な足技「片足ファルカン」

フットサルのブラジル代表で、最高峰の選手と呼ばれるファルカン。そんな彼の名前を冠しているのが、この片足ファルカンです。フットサルのボールさばきの特徴や足の底でボールを滑らせるように扱うことにあるのですが、これをサッカーに応用させています。自分の前でボールを横に滑らせ、軸足の前を通った瞬間に逆にボールを切り返し、さらにまた先ほどと同じ方向にボールを滑らせてアウトサイド側から抜けていくドリブルです。左右に相手を翻弄するフェイントですが、ボールが無防備にならないよう蹴り足を必ずボールの前に置き、相手をブロックする必要があります。

足技上級編「ヒールリフト」

この後は、より上級な足技でのフェイントを見ていきます。まず紹介したいのは、ヒールリフトです。これはサッカー少年であれば誰もが練習したことのある動きでしょう。体の後ろから、ちょうど自分の頭を飛び越えるようにボールを蹴り上げます。試合中これが綺麗に決まると自分と正対している相手は反応が非常に難しく、簡単に置き去りにされてしまいます。あのサッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼くんの得意技としても有名です。

足技上級編「クライフターン」

サッカーの足技には、敬意を込めて選手の名前が付けられている物が多くありますが、クライフターンもその1つです。オランダの名選手、ヨハン・クライフが確立させたテクニックで、その最大の特徴は、パスやクロスボールをあげるように見せ、軸足の後ろからボールを通して一気に切り返すというもの。高度なキックフェイントで、軸足を中心に体を回転させるので非常に高度なテクニックです。

足技上級編「エラシコ」

あのブラジル代表の名選手・ロナウジーニョの代名詞とも呼べる足技が、このエラシコです。自分の外側に蹴り出したボールを、同じ蹴り足で一気に内側に戻して切り返すこのドリブル。体の軸の強さや高いボールコントロール力が試されます。ちなみにこのエラシコはポルトガル語で「輪ゴム」を意味していて、ボールが入って帰ってくるその様をよく言い表している言葉です。

足技上級編「裏街道」

ポルトガル語でメイア・ルーア、「半月」を指す言葉を冠する足技で、日本語では「裏街道」と呼ばれます。何やら怪しげなこのテクニックは、ディフェンスの前に大きくボールを蹴り出し、自分は相手ディフェンスの「後ろ」から一気に駆け出していくのが特徴です。ボールと選手の動きの違いにディフェンダーは一瞬戸惑ってしまい、そのスキをついてボールに追いつき抜き去っていくドリブルです。

足技上級編「マルセイユルーレット」

こちらも超有名なドリブルテクニック。あのサッカーの超有名選手・マラドーナも多用した足技です。名前にある「マルセイユ」は、同じくこの技を多用したフランス代表のジダンの生まれ故郷を指していますが、同時に「マラドーナ・スピン」と呼ばれることもあります。ディフェンスと対峙した際、体を一回転させて抜けていくこのドリブルは、まさに「美しい」の一言に尽きます。

サッカー選手が魅せる足技を楽しもう

国際試合やプロサッカーリーグの試合など、トップクラスの選手は様々な足技を駆使して相手ディフェンスを出し抜こうとします。試合観戦の時には、そうした選手たちの足元の攻防も注目してみてください。

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