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つい名前が知りたくなる!サッカーの技名

足だけでボールが生きているように操る一流選手のサッカーの技は、全く知らない人が見ていても楽しいものですね。今回はそんな、意外と知られていないサッカーの技名を紹介していきます。

つい名前が知りたくなる!サッカーの技名

サッカーの技①シャペウ

シャペウとは、「帽子」という意味のポルトガル語で、ドリブルで相手選手の頭上を通過して抜いていくことを良います。シャペウで抜かれるのはブラジルサッカーでは最大の屈辱とされており、特にキーパーがこれで抜かれるということはあってはならないことと言えるくらい悔しいものらしいです。見ていても思わずポカーンとなってしまう華麗なサッカーの妙技の一つですね。

サッカーの技②エラシコ

エラシコとはポルトガル語で「輪ゴム」の意味であり、外側に蹴ったゴールが輪ゴムが付いているかのように内側に戻ってくる様子からこう名付けられたとされています。一流選手のエラシコはスローモーションで見て初めてなにが起きているか分かるほど、素人目で見ると何が起きているのか分からないほどのもので、ちょっとした手品を見せられている気分になるでしょう。

サッカーの技③シザーズ

英語で「ハサミ」の意味のこのシザーズはボールの横を高速でまたいでディフェンスを惑わすフェイントのことをいいます。ポルトガル語ではペダラーダともいい、海外の実況などではよく出てくる単語の一つだったりします。このプレイの後に股抜きをしたり、再度にボールを蹴って敵選手を抜いていく様は、つい自分でもやってみたいと思えるのですが、真似事をするだけでも非常に難しい技術だったりします。

サッカーの技④ヒールリフト

キャプテン翼を見ていた人にはお馴染みの大空翼くんの必殺技です。ボールを両足で挟み込んで、かかとで蹴りあげて空中に上げて相手を抜き去るかなりの高等技術です。公式戦ではあまりみられませんが、フレンドリーマッチなどで有名クラブチームの選手が稀に決めると大歓声に包まれる大技です。

サッカーの技⑤マルセイユルーレット

技名はこの技をトレードマークとしていたジダン選手の出身地の名前が由来となっています。ディエゴ・マラドーナ選手が使った際にはマラドーナスピンとも言われていたようです。踊るように相手に一度背を向けて抜き去る様子は、非常に美しく芸術的とも言っていいでしょう。ジダン全盛だったころのサッカーキッズの多くは彼のこの妙技の練習ばかりしていたといいますから、その影響力ははかりしれませんね。

サッカーの技⑥マシューズフェイント

人が名前の由来となったといえばこのマシューズフェイントも非常に有名です。イングランドの伝説のドリブラーことサースタンリー・マシューズのフェイントで、ボールの外側へ大きく踏み込み、さらに同方向へ逆の足の内側でボールを少し動かすことで相手選手の動きを誘い、すぐに逆方向へボールを動かして相手選手を抜き去ります。今では一般的に使われていますが、それの創始者と考えると、相当の選手だったことが分かりますね。

サッカーの技⑦ファルカンフェイント

こちらは厳密にいうとフットサルの選手ですが、個人名が付いているという関係から紹介します。このブラジル代表選手であるファルカン選手のプレーは、サッカーに比べると本当に何が起こっているか分からないくらいボールが右往左往しています。目の前で見せられたら、一流選手であっても何も出来ずに抜き去られてしまうのも納得の惚れ惚れするくらいとてつもないフェイントテクニックですね。

サッカーの技⑧ラーボ・デ・バッカ

こちらは敵ディフェンダーを背にする形でパスを受け取った際に、トラップしたボールを引きずりながら身体を180度一気に回転させる技です。この一連の足の動き方がムチのような牛のシッポの動きに似ていることが名前の由来なだけあり、緩急のある強烈なフェイントをすることができます。シンプルですが非常に有効性が高く、数多くの有名選手がプレイしている技のひとつです。

サッカーの技⑨ダブルタッチ

向かってきたディフェンスに対してどちらかの足のインサイドで横に出し、もう片方のインサイドで前に出して抜く技です。シンプルな技で汎用性が高いため、多くの局面で見られるドリブルの際の技ですね。

様々な妙技をみられるスポーツ

サッカーとはこのように、さまざまな技を1試合の中に沢山みることができるエキサイティングなスポーツです。サッカーに興味が無いという方もこういった技の部分に着目してみたら、サッカーを好きになるキッカケになるかもしれませんよ。

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