学校の体育の授業でも取り入れられているハンドボール。ハンドボールにどんなポジションがあるか知っていますか?団体競技であるハンドボールの歴史やポジションについて、またルールについて簡単にまとめました。
ハンドボールはいつ頃生まれたスポーツ?
ハンドボールは日本語で送球とも呼ばれています。主に屋内で行うスポーツですが、屋外ハンドボールという競技もあります。ハンドボールは19世紀終わり頃に北ヨーロッパで始まった競技で、1917年ドイツで現在のルール形式が制定されました。現在ではオリンピック競技にも定着して世界中で行われているスポーツです。
ハンドボールの簡単なルール説明
ハンドボールは6人のプレイヤーと1人のゴールキーパーの7人で行います。1試合前半後半各30分、休憩10分で、より多くの得点を獲得した方が勝ちになります。バスケットボールとルールが似ていて、ボールを持って4歩以上歩くこと、ドリブルを一度終了し再びドリブルをすること、ボールを3秒以上保持することは反則になります。プレイヤー6人でパスとドリブルでボールをゴールまで運びます。
要のポジション・ゴールキーパー
ハンドボールのポジションの中で最も重要なポジションはゴールキーパーです。ゴールの守護神の出来で勝敗が決まるとも言われていて、身体能力が高い選手が選ばれることが多いです。また、ゴールエリアから出てフィールドプレイヤーとしてプレーすることもできるポジションです。
ハンドボールの司令塔ポジション
センターバックは攻撃の要で、ゲームメイクをするポジションです。試合状況を瞬時に理解する能力と、広い視野が必要です。また、体力・技術・身長のバランスが良い選手が選ばれます。
一番点を取るポジションは?
点取り屋、と言われ試合で得点率が高いポジションはレフトバックとライトバックです。レフトバックは右利きの選手が多く、全てのポジションと関わりを持ちながらシュートを決めます。また、ロングシュート、ミドルシュート、ブラインドプレーを使い分けます。ライトバックはレフトバックと対照的なポジションで、左利きの選手が多いです。
サポートをするポジション
試合中攻守の変化にいち早く対応して、速攻が得意なポジションがレフトウィングとライトウィングです。コートの両端に位置するポジションで、足が速い選手に適したポジションです。レフトウィングは右利きが理想でライトウィングは左利きが理想だとされています。
大型選手に適したポジション
ピヴォットプレイヤー、またはポストプレイヤーは戦術理解に長けた大型の選手に適したポジションで、主にディフェンス、攻撃のサポートをします。体格を生かしてポジションをキープしながら時には自らシュートを決めます。ディフェンスの裏のスペースを読んだり、ゲーム把握能力が求められるポジションです。
世界中で楽しまれるハンドボール
ハンドボールは日本だけではなく世界中で楽しまれています。ルールもバスケットボールに似通っている点が多く、初心者でもの簡単に理解できるスポーツでもあります。お友達やサークル仲間とハンドボールを行ってみてはいかがですか?