ビリヤードのゲームを楽しむ為の最低限のルールと進行の仕方、マナーを紹介して行きます。楽しくゲームを進行できるように、ビリヤードの最低限の事は知っておきましょう。
ビリヤードのゲームの始め方
ビリヤードは、“ブレイクショット”からスタートします。まず、9ボールは9個、8ボールは15個、の球を固めて置きます。配置の仕方は決まっていて、9ボールの場合は“1番が先頭”、後ろに“5番、6番”、その後ろに“2番、9番、4番”、その後ろに“7番、8番”、最後に“3番”、菱形に配置します。8ボールの場合は、外側をロー、ハイ、と交互に配置して三角形を作ります。また、三角形の中心に8番を置きます。
ビリヤードではどっちが先に打つの?
ビリヤードではどちらが先に打つ(ブレイク)のかを“バンキング”で決めます。ただ、正式な試合でも無い限りバンキングを実際にしてる人は少ないでしょう。じゃんけん等で決めて問題ありません。バンキングとは、お互いにボールを突き、クッションから跳ね返ってきたボールが手前にある方が勝ちとなるルールです。
9ボールのゲームで大事なこと
9ボールのゲームは、1番から順番にボールをポケットに入れていきます。1番をポケットに入れたら、2番、3番という順番です。最終的に9番を入れた方が勝ちになります。しかし、必ずしも数字順にポケットしていく必要はありません。目標となるボールに最初に触れさえすれば、他のボールを落としもOKです。例を言うと、次は3番をポケットする番でも3番に最初に当てて6番をポケットしても問題ありません。もちろん、9番を落としてもOKです。
8ボールのゲームで大事なこと
8ボールは、ローボールとハイボールに分かれてゲームを進行していきます。ローボール側は、ローボールであれば、どの番号をポケットしてもOKです。同じく、ハイボール側も同じ条件です。そして、最終的に自分側のカラーボールが全てポケットすれば、8番を狙う権利が与えられます。
ビリヤードでは均等になるハンデでゲーム
友達とビリヤードで楽しくゲームをするなら、お互いの実力が均衡するようなハンデを作ってゲームをするのも効果的です。“ブレイクを譲る”、“コールショットの義務付け”、“セット数のハンデ”、このようなハンデの付け方が一般的です。お互いに納得できるハンデでゲームを楽しみましょう。
ビリヤードのゲームでの禁止事項1
ビリヤードでボールを突くときの禁止事項を覚えておきましょう。まず、飲食は絶対に禁止です。飲み物等を飲み、ビリヤードテーブルの淵に置いておくことも出来ません。飲食をしながらゲームを楽しむなら専用のテーブルを利用しましょう。
ビリヤードのゲームでの禁止事項2
ビリヤードでボールを突かない方の側にもマナーやルールがあります。まず、飲食は当然、専用のテーブルでしなければイケません。次に、相手のプレイを見る時の立ち位置にも決まりがあります。それは、“対角線上”に居てはイケないということです。横や後ろで見るのはOKですが、正面に立つ事は避けましょう。
ビリヤードのゲームを楽しもう
ビリヤードで最低限のマナーや基本的なルールを覚えたら、まずは9ボールをやってみましょう。少しずつ慣れてきたら、いよいよ8ボールに挑戦です。