アプリで人気が再熱しているゲーム「人狼」を知っていますか?究極の心理戦とも言われるこのゲームを題材に漫画も出版されているんです。
今回は誰でも楽しめる人狼の漫画をご紹介!心理戦や騙し合い系の話が好きなら必読ですよ!
「人狼」ザックリ説明
村に集まった数名のプレイヤーは、内密に村人と人狼に分けられます。村人の振りをしている人狼は夜になると村人をひとり殺害し、村人は人狼退治の為、昼に人狼と思われる村人をひとり殺害していきます。人狼を全員殺害できれば村人の勝ち、人狼と同じ人数だけ村人を減らせれば人狼の勝ちとなります。
プレイヤーには村人と人狼という役割の他に、預言者(プレイヤーの中から一人指名し、人狼かどうか知ることができる)や騎士(プレイヤーの中から一人指名し、人狼の襲撃から守ることができる)などの役職が割り振られる為、その能力を人狼にバレないように活用したり仲間と思われるプレイヤーと情報共有するなどして勝利を目指していきます。
「誰が人狼か」という探り合い、「どう勝つか(騙すか)」のプロセスが面白いこのゲーム。
映画化した『人狼ゲーム』
川上亮原作のホラー小説の『人狼ゲーム』は大人気で、桜庭ななみ主演で映画化もされました。その漫画版は作画の小独活の絵が綺麗だけど、血生臭くて怖い印象。内容も心理戦てんこ盛りで、読み手は恐怖と猜疑心に囚われていきます。
<あらすじ>女子高生の主人公はある日拉致監禁され、リアル人狼ゲームのプレイヤーに…。謎のゲームマスターの元、主人公と同様に集められた数名の高校生たちと共に、極限の状況下で命を賭けた狂気的なゲームが開始されーーー。
*グロ系漫画が苦手な人にはオススメできない作品です。
『人狼ゲーム』の続編!
先にご紹介した『人狼ゲーム』の続編、『人狼ゲーム ビーストサイド』も映画化&漫画化されています。映画版は主人公が変わり、土屋太凰主演で綴られるストーリーとなっていますが、漫画版は『人狼ゲーム』と同じ主人公。大まかなストーリーは小説の原作通りですが、ゲームルールや一部登場人物が変更されています。映画とも小説とも異なるストーリーを楽しむことができるのが魅力的。
<あらすじ>殺し合いの「人狼ゲーム」に強制的に参加させられた主人公。ゲームが終わり解放されるかと思いきや、主人公は新たなゲームへと参加させられーーー。
類似した世界観『Doubt』
外海良基の描く『Doubt』は、『月刊少年ガンガン』で2007年から2009年まで連載されていたデスゲームを題材とした作品。ドラマCD化もしています。
ルール等、人狼と異なる点は多々あるものの世界観は類似しています。人狼好きが読めば、新鮮な気持ちになれるかもしれませんよ。
<あらすじ>ある日、密室に集められた男女5人。密室には天井から吊るされた死体があり、それぞれの体には謎のバーコードが…。その空間から生き残って出る方法は、5人の中にいるうさぎの皮を被った狼をみつけることーーー。
ネット上で人気の『汝は人狼なりや?』
ネット上で1話更新型漫画として人気が出た『汝は人狼なりや?』が、イラスト・筧、原著・プリ山ペニ夫で新潮社からコミック漫画として書籍化されています。
登場人物が多すぎるとの声もありますが、これまでの人狼関連の作品では役職が占い師や霊媒師、騎士程度だったのに対して、本作では多くの役職が登場するので読み応えがありますよ。
<あらすじ>高校生の七図武志はある日、謎の黒服に拉致監禁されてゲームに参加することに。主人公を含めた17名のプレイヤーたちと共にデスゲームが開始されて…。
ハラハラドキドキが止まらない!
人狼の心理戦はただでさえ面白いのに、そこに生死が関わってくるからハラハラドキドキの連続!友達同士でシェアして、誰が人狼かを探りながら読むのも楽しいかもしれません。
グロ系が苦手でなければ、ぜひ読んでみてくださいね。