バドミントンではユニフォームや身だしなみについて規定がありますが、「普段意識しない」という人も多いでしょう。そこで今回はバドミントンプレーヤーが覚えたい「ユニフォームや身だしなみの規定」について見ていきましょう。
スカート着用は義務ではない
女子選手のユニフォームのパンツは、何を履いても自由とされています。1988年までのバドミントン競技規則は、女子選手は全員スカートを着用するように義務づけていましたが、現在はスカート以外にワンピース、ショーツから選択できるようになりました。世界では世界バドミントン連盟がスカート着用義務化へ向けて動いたこともありましたが、義務化は見送られています。バドミントン人気拡大のためにバドミントン連盟が仕掛けた策だったようですが、宗教の問題やユニフォームの選択肢が減ることもあり、今後再び議論されるかは不明となっています。
地方大会ではそこまで厳しくないことも
ユニフォームの規定については、日本バドミントン協会が主催する「第1種大会」、日本バドミントン協会加盟の都道府県などが主催する「第2種大会」では必ず守られなくてはいけません。しかし日本バドミントン協会と関係のない団体が主催の大会では、そこまで厳しい規定がないところもあるようです。どうしても心配という場合は、大会本部に確認をとっておくのが確実です。
合格品ならメーカーは関係ない
バドミントンのユニフォームは、日本バドミントン協会が合格と判断すれば、どのメーカーだろうと関係ありません。よって全く無名のメーカーでも、合格と判断されれば着用できます。逆にバドミントン用具の大手メーカ「YONEX」のユニフォームでも、日本バドミントン協会の検定をクリアできなければ着用はできないということになります。
眉毛を剃って勝利が取り消し・・
中学生はユニフォーム以外にも気をつけることがあります。これは実際にあった事例ですが、中学生の大会で勝った選手が眉毛を剃ってきたことを理由に勝利を取り消されたのです。どの世代でもユニフォームの規定は当然気にしなければいけませんが、中学生以下の人はユニフォーム以外にも厳しい規定があることを覚えておくと良いです。
磁気ネックレスはつけても良い
バドミントンの試合では、磁気のネックレスをつけることは可能です。有名なものは「クリオインパルスネックレス」で、回復促進、リラックス効果があると言われています。このネックレスは見た目もカラフルでおしゃれなので、プロのバドミントンプレーヤーにも愛用者は多くいることで有名です。
規定を守って気持ちよく試合を
バドミントンでは、ユニフォームや身だしなみに数多くの規定がありますが、これらは気持ちよく試合をするためにもしっかり守っていく必要があります。ここで規定を知って、バドミントンをさらに楽しめるようにしたいですね。