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バレーボールのルール タッチネットについて

バレーボールのルール タッチネットについて

バレーボールは、ネット際の攻防が激しいスポーツです。

アタックを打つチームと、ブロックをするチーム。

ネット際で駆け引きをしながら得点を競い合います。

 

ところが、プレイの途中で審判が笛を吹くことがありますよね。

審判がネットを指して何かやっている・・・。

これは、『タッチネット』のルール違反があったことを示しています。

バレーボールでよく聞く『タッチネット』ですが、実はよくわからないという方もいると思います。

今回はバレーボールのルール、『タッチネット』について調べていきましょう。

 

タッチネットとは

まずは、『タッチネット』とはどういうものなのか。

それを知るところから始めましょう。

 

●両アンテナ間のネットに触れてはいけない

ネットにはアンテナが2本立っていますが、その間のネットに触れると『タッチネット』となります。

 

●ボールをプレイする動作中にネットに触れてはいけない

ボールをプレイする動作とは何か?

これがわからないとチンプンカンプンですよね。

簡単に言うと、助走 → ボールに触れる → 安定した着地 → 次の動作 という一連の動きのことです。

また、ボールの近くにいる人はたとえボールに触れていなくても、ボールをプレイする動作中とみなされます。

ですから、ボールに触れた人とボールの近くにいる人は、両アンテナ間のネットに触れてはいけません。

 

●故意や妨害目的の場合は『タッチネット』になる

ボールをプレイする動作以外では『タッチネット』にはなりません。

つまり、ボールとは関係ないところで偶然ネットに触れてしまった場合はセーフなのです。

しかし、故意にネットに触れたり、妨害目的で触れた場合は『タッチネット』となり、反則を取られます。

 

余計にわからなくなってしまった?!

『タッチネット』について知ることはできたと思います。

・・・が、余計にわからなくなってしまったという方の方が多いのではないでしょうか。

特にボールをプレイする動作中というのがわかりにくいですよね。

 

大雑把に言ってしまえば、ボールに直接絡まない動作では『タッチネット』は取られにくいのです。

では、どんなことをしてもルール違反にはならないのかと言えば、そうではありません。

ルールブックには細かく競技規則が定められているので、審判はルールブックに従って判定しています。

 

余談ですが、審判の判定に異議を申し立てるチャレンジシステムというものがポピュラーになってきています。

1セットに要求できる回数は決められていますが、ビデオ判定なのでより公平に判定されます。

 

まとめ

知れば知るほど混乱してしまいそうな『タッチネット』のルール。

完璧に理解するにはルールブックを読みこなして、自分で勉強するしかなさそうです。

しかし、大雑把でもルールを知っていることで、バレーボールの試合の見方が変わるかもしれません。

コートの中を目まぐるしく動き回る選手を応援しつつ、審判の判定に注目するのもおもしろそうですね。

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