バレーボールとは1チーム6人で行う団体スポーツです。試合で勝つにはチーム力が必要なのはもちろんですが、個人の力にも大きく左右されます。個人で力をつけるにはどういう練習方法があるのかをここで紹介していきます。
オーバーハンドパスの練習
まずはボールに慣れる事が大事です。バレーボールはボールを掴んではいけないスポーツですが、まず慣れる為に掴んでもいいのでオーバーハンドパスの練習をします。足を肩幅程度開き、どちらかの足を前に出します。おでこの前付近に両手を三角形になるよう広げボールを持ちます。ボールを持ち自分の頭上に投げ、それを掴む。最初は掴んでもいいです。慣れてきたら掴むのではなくボールを弾くように練習して見て下さい。この練習はトスを上げる練習にもなりますし、自宅で横になりながらも出来る練習方法です。
サーブ練習
フローターサーブなど高い位置で打つサーブの練習では壁に向かって打つ練習があります。壁に向かって打つのでボールを取りに行く手間も省けるので一人での練習にオススメです。可能であるならば壁に印をつけそこにむけサーブを打つ練習がいいです。サーブは例え早くても相手コートに入らない事には点数にはなりません。まずは正確に相手コートに入れるようコントロールが必要になります。サーブに関しては本数を多く打つのが上達への近道です。
体育館などで練習する場合はネットを挟んでサーブを打ちます。どのサーブでももちろんいいですが、ある程度ここを狙うという目標を設定し練習して下さい。ペットボトルを置いてサーブで倒す練習方法も集中力が増しいい練習になります。一人での練習なので片付けが大変になるのがネックです。
筋力トレーニング
一人で行う練習方法の定番は筋力トレーニングです。どのスポーツでもですが、筋力トレーニングは必須です。バレーボールを全身の筋力を最大限使うスポーツの一つですので全身鍛える必要があります。
スパイクを打つ為には腕の筋力よりも背筋力が必要になります。自宅で行い器具がない場合は「バックエクステンション」を行います。うつ伏せになり両手を頭の後ろで組みます。背中の筋肉を意識しながら上半身を反らす運動です。10×3セット行うといいでしょう。公園などで鉄棒がある場所では懸垂もオススメです。
レシーブの練習では素早く左右に動く必要があるので大腿四頭筋(太もも)の筋トレが大事です。鍛え方としてはスクワットが有名です。10×3セット行うといいでしょう。
運動前後のストレッチ
全ての練習をする前にストレッチは必ず行って下さい。怪我防止の意味もありますが、関節を柔らかくする意味もあり、バレーボールの上達にも繋がりますので念入りに行って下さい。