宴会場の席次を決める時、この場合は上座はどちらなのか？と迷うときがありますよね。今回は、宴会で舞台がある場合にどこが上座になるのかまとめてみました。
上座は舞台がある方？
基本的には、料亭や旅館、ホテルの大広間では、舞台（ステージ）のある方が上座となります。 よって舞台から1番近い真ん中の席が上座です。 舞台と並行に机が並んでいる時は、舞台の方を向いた側の真ん中が上座です。 舞台と直列にテーブルが並んでいる場合は、舞台の中央から1番近い列（真ん中の列）の前の席が上座です。
中央に左右2列並んでいる場合は、出入り口から遠い方の列の前の席が上座となります。 円卓の場合は、舞台に1番近い中央が上座です。中央に2卓ある場合は、出入り口から遠い側のテーブルが上座です。基本的には、盛り上がる席の中心が上座になります。
このようにいろいろな形の舞台があるため、どこが上座か迷うことがたくさん出てくると思います。分からない場合は、しっかりと会場の方に聞くようにしましょう。間違えた案内をするよりかは問い合わせてしっかりと案内した方が良いでしょう。
舞台と床の間がある場合は？
和室の宴会場で、床の間もある場合ですが、基本的には舞台が優先となるので、舞台に近い席が上座となります。 しかし、ステージに幕が降ろされており使用しない場合は、床の間を優先します。 床の間が入り口付近にある場合は、入り口から遠い席を上座とします。
景色を見て頂きたい場合などは、景色の見える位置を優先する場合もあります。舞台がどのようになっているのかを注意して確認し、上座を決めましょう。どこが上座にあたるのか、どのような位置が大切なのかを把握しておきましょう。
ステージ横の両端が出入り口の場合は？
このような会場は少ないですが、舞台から1番遠い後ろの中央に上座を用意する場合もあります。 舞台を優先し、中央の前の席が上座の場合もあります。 このように状況によって上座の位置はかわります。 分からない場合は、主催者にお伺いをたてるか、事前に会場に問い合わせて聞きましょう。舞台の位置や、使用の有無によって異なってきます。
どこが上座になるのか、どこが下座になるのか、しっかりと把握をして、上司を案内できるようになりましょう。皆で気持ちよく宴会を楽しめるように幹事がしっかりと把握しておくことが大切になってきます。
