バレーボールにも様々な専門用語がありますよね。バレーボールの試合を見たり、選手として参加するなかで、専門用語を知っておくと、バレーボールを楽しむことができます。
今回は、バレーボールでよく聞く「ブレイク」用語について詳しく書いてみたので一緒に見ていきましょう。
得点した時の状況で変わる呼び名
バレーボールのプレーは、サーブから始まりまが、サーブレシーブ側のチームが、相手サーブから始まるプレーで得点をとることを「サイドアウト」といいます。逆に、サーブ側のチームが、得点を取ることを「ブレイク」と言います。 例えば、A、Bのチームがあり、Aチームのサーブで始まり、レシーブを受けたBチームが、トスを上げBチームのアタッカーがスパイクを決めた場合は「サイドアウト」。
Aチームのサーブで始まり、BチームのスパイクをAチームが拾って、Aチームのスパイクが決まった場合は「ブレイク」となります。サーブした側が得点を入れることを「ブレイク」と言います。得点した方のチームに得点が追加されるとともにサーブ権が移り、ブレイクの場合は連続得点となります。
サイドアウトの方がとりやすい
通常、サーブを受けてから最初の攻撃が出来るため、サーブレシーブ側の方が有利です。つまり、サイドアウトの方が取りやすいのです。レシーブさえしっかり取れればあとは攻撃でどのように攻めていくか考えれば良いだけなので点数がとりやすいのがサイドアウトの方になります。
一方、ブレイクは、サーブを打った側が一旦相手の攻撃を止め、自分側の攻撃にすることが大切になってきます。ブレイクで連続得点するためには、いかに相手の攻撃をとめ、自分たちの攻撃を決めるかにかかってきます。
ブレイクをいかにとるか
バレーボールは先に25点を取った方が勝ちとなりますが、ブレイクを多く取った方が有利となります。サイドアウト率とブレイク率を比較すると、サイドアウト率の方がかなり高くなります。
そのため、強豪チーム同士の戦いでは、サイドアウト率が高く、試合結果を見た時に、この試合がどのようなものであったかの予想が出来、バレーボールを見るひとつの楽しみ方となります。いかに、相手の攻撃を防ぎ、自分たちの攻撃にするか、その後また相手に取られないようにするにはどうすればよいかを考え試合をしましょう。