海釣りや波止釣りでは、潮や波向きが釣りの成果に大きな影響をもちます。せっかく楽しみにしていた釣りにいくのですから、その日の天気でもっとも気になるのは風の強さです。どうして風の強さが気になるのか詳しく書いたので見ていきましょう。
風の強さが気になる理由
・波が高くなって船釣りならば船が揺れます。
・仕掛けが風にとられて扱いにくくなります。
・道糸が潮に流されて釣りにくくなります。
船釣りでは、船酔いの可能性も含めて、初心者なら風速4くらいまで、とされます。このように、自分が思い描いていた釣りが出来ません。風によって罠が扱いにくくなり、船酔いなど自分にとって悪影響になります。風の強さがどれくらいなのか、当日までしっかりと確認する必要があります。
海釣りや波止釣りでの風と波
風裏と風表では波の状態もかなり違ってくることもありますし、場所によっては風向きでよく釣れるようになる魚も居るので一概には言えません。一般的には、風の場合、2mまでは全く問題がありません。3mから5mは少し釣りにくい状態です。8m以上は危険ですし釣りにはなりません。波の場合には、1.5mまでは全く問題がありません。1.5mから2mは少し釣りにくい状態です。2m以上は危険です。波にさらわれる危険性があるので注意しましょう。釣りにいって自分の命が危険にさらされるのは怖いです。しっかりと天気予報を確認してから釣りには出かけましょう。
天気予報で確認
インターネットで風向きと風の強さを簡単に見られるようになっていて、釣行日の3日前から調べることができます。天気図では、等高線の間隔が狭いほど風が強く、間隔が広いほど風が弱くなります。そして低気圧の中心は風が強く、高気圧の中心ほど風は穏やかになります。風は高気圧では時計回り、低気圧は反時計回りになります。このように、釣りにいく数日前からしっかりと天気予報を確認することが大切です。
釣りの前日に風の強さを確認したほうがいい理由、まとめ
東京湾と相模湾は北風には強く南風には弱いので、南風が1日中強い場合は朝になったら出船の確認が必要です。風によって魚の釣れ具合や、波に影響があります。 また、波で自分に及ぼす影響も大きいので注意が必要です。釣りの途中で風が強くなってきた場合にはすぐに引き返すようにしましょう。天気予報といっても正確にあたっているわけではありません。自分の身は自分で守ることが大切です。