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【ハンドボール用語解説】7mスローとは

ハンドボール用語の「7mスロー」とはどんなものかご存知ですか?ハンドボールをあまり知らない人でも、名前を見ただけで多少の想像はつくのではないでしょうか。そうです、7mからのスローです。では、何処から7mなのか、どんなスローなのかについて見てみましょう。

7mスロー

7mスローとは、得点が明らかに可能な場面で、相手選手の反則や妨害にあった場合や、危険な行為をされた場合に与えられるペナルティスローのことです。またハンドボールには、ゴール前6mの距離に半円の形で引かれたラインがあります。そのラインをゴールエリアラインといい、このエリア内ではコートプレイヤーは侵入出来ません。ですが、守備側選手が攻撃を止めようとゴールエリアに侵入した場合も7mスローは適用されます。どちらの場合も、ゴール正面の7mの距離に引かれた「7mライン」からのフリースローになり、ゴールキーパーとの一対一での相対になります。サッカーで例えるならば、ペナルティーキックに近いルールです。

7mスローコンテスト

ハンドボールの試合は前後半に分かれて行いますが、同点で決着が付かない場合は延長戦となり、延長戦でも勝敗が付かなかった場合に執り行うスローのことを「7mスローコンテスト」といいます。各チームから5名(または3名)ずつ選出し、交互に7mスローを行います。それでも決着が付かない場合は、また新たに5名(または3名)ずつ選出して、決着がつくまで7mスローを繰り返すことになります。6人目以降はサドンデス方式となり、一方が1点でも勝ち越した時点で勝敗が決まります。別名がシュートアウトともいい、サッカーで例えるならばPK合戦になります。
ハンドボールは、守備側選手が攻撃側の流れを止めるためにも激しいボディコンタクトに行く場合もあります。ですので、ハンドボールの試合中に7mスローを見る機会も多くあることでしょう。プロの7mスローは迫力も技巧も高く、それもまたハンドボールの魅力の一つです。

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