登山を行うに当たって、覚えておきたい用語の1つである「ゴーロ」について学びたいと思います。
ゴーロとは
ゴーロとは、大きな石や岩がゴロゴロとたくさんある所を「ゴーロ」といいます。
中には、「ごうら」「ごろう」「がわら」と呼ばれている所もあります。
岩には様々の大きさがあり、小さいものから数メートルを超える岩までもがあります。
ゴーロの注意点
安定していない岩がある上に、動きの予測がつかない岩もありますので、岩の上に乗ったりすると滑ったりをして
バランスを崩し、転倒をしたりします。また、斜角のある場所では落石の危険性もありますので。十分な注意が必要と
なります。
ゴーロの歩き方
①全体を見渡し適切なコースを選択する
当たり前の考え方ですが、単調なコースを歩いていると意外と無頓着になりやすいものです。
下をばかり見て歩いていて気が付くと、目の前に大きな石や岩が出てきたりします。そうなると、迂回するのを
ためらってわざわざ乗り越える行為に走ったりするものです。
それにより、体力の浪費や危険を伴いますので、しっかりと全体の地形と障害物を把握しましょう。
②上下運動はしない
岩を登り超える行為(上下運動)は、危険だけでは無く足の負担も増大させます。
上下運動をしないためにも、適切なコース上を歩くことが大切です。コースを外れることにより、極端に不安定に
なる場所もあります。
まとめ
山には、危険な場所がたくさんあります。ゴーロ帯もその1つです。
知識・技術を正しく身に付け、安全な登山に挑んでください。