今回は、忘年会における乾杯の挨拶についてまとめました。
一年を締めくくる忘年会の挨拶ですので、文面をきちんと考えて臨むようにしましょう。
注意点
乾杯の挨拶をするにあたって、「長々話をしない」ということが大切です。
乾杯の挨拶が終わるまで、出席者は食べものや飲み物に手をつけることができません。
その状態でいつまでも待たされるのは、気分のいいものではありませんよね。
そのため、乾杯の挨拶はなるべく簡潔にすませるようにするのがマナーです。
また、挨拶の中に忘年会である旨を述べるようにしましょう。
例えば「今年一年、本当にお世話になりました」などという一文を入れるといいですね。
ここで注意したいのが「お疲れさまでした」や「ご苦労様でした」という言い回しを使わないことです。
普段から職場で多用されている場合はいいかもしれませんが、目上の方に使う言葉ではないため、避けた方が無難です。
例文
簡単な忘年会の挨拶の例文をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
「本日はお忙しいなかお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。今年も一年皆様にはお世話になり、心より御礼申し上げます。それでは、僭越ではございますが乾杯の音頭をとらせて頂きますので、ご唱和をお願いします。○○社の今後ますますの発展を祈念いたしまして、乾杯!」
「それでは乾杯の音頭をとらせて頂きますので、みなさまご唱和をお願いします。みなさん、今年一年本当にお世話になりました。乾杯!」