釣りは楽しいのですが、初心者のうちは釣り具ショップや友達と釣りに行ってもよくわからない専門用語を言われて混乱してしまう!ってことはないでしょうか?
しかし、釣りを楽しむうえで大事な用語がたくさんありますので、少しずつ用語を覚えて初心者から脱却していきましょう!
今回の釣り用語は「ハリス」についてです。
ハリスってなに?
ハリスとは、道糸の先に結んでおく釣り糸のことを呼びます。
道糸とは、リールに巻いておく釣り糸です。
道糸はハリスよりも頑丈なものが多く、大きな力強い魚が食いついても切れないようになっています。
釣り針に近い糸がハリスと考えればわかりやすいと思います。
ハリスをつける理由
一般的にハリスは細い糸を使います。これは魚から糸を見えにくくするためです。
糸を見えにくくすることによって、魚に怪しまれないようにするのです。
また、深い水底で根がかり(岩や海藻に釣り針などがひっかかって取れないこと)したときに、
強めに釣竿を引くことで、ハリスは糸が細いので、わざと切ることができます。
これにより浮きやおもりを失うことが少なくなるというメリットもあるのです。
ハリスの種類と使い分けについて
一言にハリスと言ってもいくつか種類があって、状況に応じて使い分けることができます。
その種類と使い分ける効果について紹介します。
フロロカーボンライン
一般的に多く使われるのがフロロカーボンラインです。
擦れに強く丈夫で切れにくいのが特徴で、魚の歯や硬い岩などに擦っても大丈夫です。
船釣り、投げ釣りなど大体の釣り方にも対応できるオールラウンダーです。
迷ったらフロロカーボンラインです。
ナイロンライン
伸びが良く価格がお手頃で安いのが特徴です。
伸びによりショックの軽減がされ、テーパー加工がしやすいので投げ釣りに最適です。
ポリエステル
ポリエステルは張りが良いため糸癖が付きにくく、仕掛けに絡みづらいのが特徴です。
万が一糸癖がついてしまっても強く引っ張れば元に戻るメリットもあります。
また、他のハリスの素材と比べると強度が弱いというデメリットがあります。
投げ釣りなど糸に複数の仕掛けを付けるようなときに使われるケースが多いです。
ポリエチレン
ポリエチレンは複数の糸で編み込んで作られており、鋭い歯を持つ魚に噛まれても切れないほどの強度を持っています。
デメリットはしっかりと結束を行わないとハリスが抜けてしまう恐れがありますので注意が必要です。