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宴会の司会を頼まれたら…?まずは進行表を作ろう!

忘年会、新年会、歓送迎会など、宴会は節目ごとに1年を通して行われますよね。宴会を円滑に進めるために必要なのが司会進行役。もし司会を頼まれたら、あらかじめ進行表を作って準備しておくと便利です。

では、進行表をどのように作っていけば良いでしょうか?

進行の順番を確認する

まずは、宴会がどのように進行するか順番を押さえ、進行表に記していきましょう。

一般的な順番としては

  1. 開会の挨拶(司会進行役の挨拶)
  2. 始めの挨拶(役職が一番上の人に頼む)
  3. お心付けの紹介(寸志を頂いている場合)
  4. 乾杯の挨拶(役職が上から3番目の人に頼む)
  5. 食事・歓談(20〜30分程)
  6. 新入社員や転入社員の紹介(歓迎会の場合)
  7. 余興・ゲーム(ビンゴ大会など)
  8. 食事・歓談(閉会までの残りの時間)
  9. 締めの挨拶・手締め(役職が上から2番目の人に頼む。手締めは一本締め、三本締など)
  10. お開き・二次会の案内(二次会がある場合)

となります。

しかし、職場によっては毎年恒例のイベントがあったり、順番が前後したり、誰が挨拶をするかなどが違う場合もあるので職場の先輩や司会を務めた事がある人に確認をとっておくと良いでしょう。

時間配分を決める

進行表を作る際に気をつけたいのが時間配分。宴会の長さによって時間配分も変わってきますが、「19:30 余興」「20:05 閉会の挨拶」など進行表に時間を記しておくとスムーズに進みます。また、何か予定外の事が起こっても臨機対応できるように余裕をもった時間配分にしておくと良いかもしれません。

挨拶などは長引いてしまう場合もあるので、あらかじめ挨拶や余興をお願いする人には大体の持ち時間を伝えておくと良いですよね。もし、会場を時間制で借りている場合は長引くと延滞料を取られてしまう場合もあるので、時間内にすみやかに退出できるように終了時間に余裕を持たせた時間配分をする事も必要です。

司会役としての注意点

司会進行役は、当日は早めに会場に着き、打ち合わせや準備などを行うようにしましょう。もし、宴会の開始時間に出席者全員が揃わない場合は、上司や周りの人と相談をして全員揃うまで待つのか、始めてしまって良いのか相談すると良いかもしれません。また、誰が挨拶・乾杯を行うかの事前の確認、新入社員の紹介があればその人たちの名前の確認も必要でしょう。

読み方を間違えたりしないように、あらかじめフリガナをふっておくなどの準備も大切です。司会を任されるのは大変ですが、それだけ頼りにされている証拠。成功させれば自身の評価も上がりますよね。進行表を作ってしっかりと準備し、宴会を成功させましょう。

進行の仕方例

最後に具体的な進行例をご紹介します。

開会の挨拶

本日はお忙しい中、ご出席いただき誠にありがとうございます。只今より、○○会社○○部の○○会を開催致します。

初めの挨拶

まず、はじめに○○部長よりご挨拶を頂だきたいと思います。○○部長よろしくお願いします。

乾杯

ありがとうございました。それでは乾杯のご発声は○○課長よりいただきます。皆様お手元にグラスのご用意をお願いします。

歓談、食事

それでは、しばらくご歓談下さい。

ゲーム、余興

お待たせいたしました。これより、○○課の皆さんより、出し物をしていただきます。皆様、暖かい拍手をお願いします。

歓談、食事

お時間まで、お食事とご歓談をお楽しみ下さい。

締めの挨拶

宴たけなわではございますが、最後に○○課長に締めの挨拶をお願いしたいと思います。

お開き、二次会の案内

挨拶をしてもらう場合は、必ず「○○さん、よろしくお願いします。」挨拶が終わったら、「ありがとうございました。」とつけましょう。

 

進行表のテンプレートもたくさんあるので、上手く活用し、宴会を成功させましょう。

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