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お正月の京都のイベント特集

京のお正月

世界中から観光客でにぎわう京都も、年末年始はどこもしんと静まり厳かに時を刻んでいきます。
底冷えのする張りつめたような空気の中では、何百年と続く伝統に則りお正月の準備をあわただしく済ませた人々がじっと除夜の鐘の鳴るのを待ちわびています。

日向大神宮

「おもてなし」の都であっても、このころの京都はイベントらしいイベントもなく、冬から春への移り変わりを本来の顔に戻って迎えるといういった風情です。
そんな中1月1日より必ず行われているのが、日向大神宮での若水祭。天照大神をはじめとして名だたる神々をご祭神とするこの神社は「京の伊勢」と称され、京都で最も古い神社として多くの信仰を集めています。

若水祭

「若水祭」は貞観年間といいますから、今から千百年以上も前、疫病流行に遭って、清和天皇がこの宮の湧水を人々に与えるよう勅願したことに始まるといわれています。
疫病はたちどころに収まり、その後「朝日泉」と名付けられました。神社ではその水を使って神に供える食べ物「神饌」を調理して献じ、国家安泰や無病息災の祈願祭が行われます。
元旦の朝に汲みとった水は「若水」といい、縁起が良いということからお正月の三が日参拝に来た人は境内で飲むことができます。大きな水瓶に入っているので、水筒などに入れて持ち帰り、その水でお雑煮などを作るそうです。

お水取り

お水取りというと奈良東大寺の「修二会」が有名ですが、こちらは例年3月1日から14日までで、残念ながらお正月の行事ではありません。

 

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