お正月に玄関に飾るものといえば、「門松」と「しめ縄」ですが、どこに飾ったらいいのか、いつ飾ったらいいのかについて、日本人なら知っておきたいですね。
そして、お正月が終わったら、いつまでに取り外せばいいのか、取り外した飾りは、どうしたらいいのかについてもご紹介しましょう。
どこに飾ったらいいの?
「門松」は、玄関の外、門の両脇にペアで飾ります。松は、おめでたい木として、お正月には欠かせない木となっています。
「しめ縄」は、玄関のドアや横に飾ります。しめ縄には、厄除けの意味があるので、神社などでも見られますね。
最近は洋風な感じのおしゃれな飾りもたくさん売られているので、選ぶのも楽しいですね。手作りに挑戦してみるのもいいでしょう。
いつ飾ったらいいの?
「門松」も「しめ縄」も、12月29日と31日には飾ってはいけません。
29日は、縁起の悪い9=苦があるからです。31日は「一夜飾り」といって、神様に対する準備を急いでした感じがあるので、よくありません。
飾るのは、クリスマスの飾りを取り外した後の、26日から28日までにしましょう。
いつ取り外したらいいの?
お正月は、元日から7日までの「松の内」のことをいいます。
「門松」も「しめ縄」も7日を過ぎたら、取り外しましょう。
取り外したら、神社で「どんど焼き」という正月飾りやお守りを焼く行事があるので、そこで焼いてもらいます。
神聖なものなので、なるべくゴミ箱には捨てないほうがいいでしょう。
お正月は、年神様をお迎えする神聖な行事です。しきたりを正しく守って、これからの1年を気持ち良く過ごせるようにしましょう