懇親会の余興は、同僚だけの慰安を目的としたものならば酔った勢いの即興芸でも許されますが、取引先や上司などとの会合である場合、ネタ的な余興を出したとしたら無礼講の範囲を超えてしまう場合もあります。会を台無しにしないためにも、出席者に合わせた余興を用意しましょう。
余興の準備
“会社の会合だ”ということを意識するならば、余興といえども評価に繋がることをしたいものです。グループでの余興ですと協調性の有無などを見せられますし、段取りなども幹事任せにするのではなく、自分から積極的に動くならば、それも評価に繋がります。取引先との合同ならば、先方との余興のブッキングを避けるためにも、あらかじめ連絡の取り合いもできるでしょう。自分の芸に自身がありソロでステージに立つ場合でも、協力してくれた仲間を紹介してから下がるなららば、その後もよき仲間として協力してくれることでしょう。
余興アイディア
・ビンゴ大会
定番ではありますが、内容を自分たちよりなものにすると一味変えることができます。例えば、懇親会に出席する新人の名前を使った「名前ビンゴ」にしたり、自社製品の商品を景品にするでも良いでしょう。
・一発芸・隠し芸
ギャップを発揮し、インパクトを与えて自分を覚えてもらいたい場合などにやってみましょう。逆にいうと、インパクトを与えられなかった場合はしらけてしますので気をつけましょう。
・ダンスやパントマイム
BGMを流してもらい、振り付けを覚えてダンスやパントマイムを披露します。話題のアイドルを真似ても良いですし、軽いコスプレをしてみるのもお勧めです。多少ネタ的な余興であっても、グループを募って大勢でやるならば、それだけでも盛り上がりやすいです。
・プロを雇う
資金に余裕があるならば、プロの芸人やマジシャン、歌手などを雇うのも一考でしょう。プロのパフォーマーならではの盛り上げ方を見ることができます。