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懇親会司会者用の台本と抑えておくべきポイント

懇親会司会者用の台本と抑えておくべきポイント

社会人としてだれもが経験する懇親会。自社の懇親会もあれば、取引先などの懇親会にお呼ばれすることもあるかもしれません。自社でも他社でも、司会者の存在は、懇親会の成功のカギを握るキーパーソンではないでしょうか。もしかすると、皆さまもどこかで司会者の大役を任されることになるかもしれません。避けては通れない懇親会司会者。

今回は懇親会の司会者に抜擢されたときに役立つ、司会者の挨拶のツボを台本付きで3つにわけてご紹介いたします。

ポイント①:初めの挨拶

懇親会が成功するためのカギを握るのが、初めの挨拶ではないでしょうか。その場に集まった人々のテンションや意識を一気につかむことが出来れば、懇親会の成功にぐっと近づきます。難しいことに、乾杯などの挨拶ならば上司に依頼することもできますが、初めの挨拶はどうしても司会者がしないわけにはいきません。その意味でも、ぜひ初めの挨拶を成功させましょう。

初めの挨拶で話すポイントは2つです。

1つ目は「参加者へのお礼」、

2つ目は「懇親会の趣旨の説明」となります。

 

以下に、台本をお示しします。

「皆様、本日は懇親会にご参加頂き、誠に有難う御座います。司会を担当させて頂きます〇〇<フルネーム>でございます。何分不慣れな点もあるかと存じますが、どうぞよろしくお願い致します。本日の懇親会では○○<参加者の役職・企業名など>の皆さまと深いコミュニケーションを取ると共に○○(共通のタスクや目標など)の発展に繋がる有意義な時間とできればと思っております。皆様、最後まで、ぜひよろしくお願いいたします。」

大きく、はっきりとした声で、明るく挨拶を述べるのがポイントです。話し終わったら深々と頭を下げ、拍手が来るのを待ちます。

ポイント②:乾杯の挨拶

次なる出番は乾杯の挨拶です。ただ、こちらは上司にお願いするのが一般的です。事前に打診をしておいて、良い挨拶をしてくれるのを祈りましょう。あなたは前振りをするだけで良いのです。

「それでは懇親会の開催にあたりまして、乾杯の挨拶を<他社の場合は会社名><役職名><フルネーム>様より頂戴いたします。○○様、よろしくお願い致します。」

挨拶が終われば、まっさきに手をたたいて拍手を促します。その後は流れに合わせて、注文を取ったり、調味料を回したり、お酒を注ぎに回ったりと、テーブルのフォローをそつなくこなします。次の出番である締めの挨拶が来るまでは、あなたも食べたり飲んだりして楽しみましょう。

ポイント③:締めの挨拶

最後の出番が締めの挨拶です。まずは、懇親会の終了時刻が近づいてきたあたりで、締めの挨拶をして頂く方に「そろそろ…」と軽く声をかけます。了解を得られたら、次のアナウンスをしましょう。ポイントは、和やかな雰囲気になっているその場の注目をしっかりと挨拶をする人の方へ向けさせることです。

「皆様、楽しくご歓談をされている最中かとは存じますが、残念ながら終了のお時間が近づいてまいりました。本日の懇親会締めの挨拶を<他社の場合は会社名><役職名><フルネーム>様より頂戴いたします。○○様、よろしくお願い致します。」

ここでもまっさきに手をたたいて拍手を促すことを忘れないようにしましょう。ここまで終わってしまえば、あとは順次散会していくのを待つばかりです。

まとめ

3つの挨拶のポイントさえ抑えてしまえば、司会という大仕事も大きな問題はないかと思います。台本を参考にスムーズな進行を行い、ぜひ周囲からのポイントをゲットしましょう!

 

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