岩手山は八幡平市、滝沢市、雫石町と3つの市町村にまたがっており6つの登山コースがあります。登山期間とそれぞれのコースの特徴をまとめました。
登山期間について
岩手山に登れる期間は7月1日から10月の体育の日までとなっています。10月初旬にもなれば例年初冠雪を記録していますので、秋の登山は寒さ対策をしっかりする必要があります。
柳沢コース
滝沢市側に登山口がある代表的なコースで、登山シーズンの土日には定期バスも運行されています。途中で道の整備された新道と、見晴らしの良い旧道に分かれているのでお好みのコースを選ぶこともできます。
網張コース
雫石町にある網張スキー場からスタートするコースで、森や花のきれいな景色が楽しめます。途中まではリフトで登ることができます。他のコースより長めなので足に自信がある人向けです。
焼け走りコース
焼け走りコースは天然記念物に指定された焼け走り溶岩流のごつごつした岩肌に沿って歩きます。八幡平市の国際交流村付近に登山口があり、コマクサなどの美しい花を楽しめるのが特徴です。
上坊コース
八幡平市の上坊神社から登り途中で焼け走りコースと合流します。森林の中に登山道が整備され、歩きやすいコースとなっています。
御神坂コース
雫石町の御神坂から登り始めるコースで森の中の登山を楽しめます。途中から岩場が広がり、体力に自信がある人向けです。
七滝コース
八幡平市の県民の森から登るコースで、展望台まで車の乗り入れが可能です。岩手山の登山ルートの中で最も長いコースとなります。七滝や大地獄谷などの名所を楽しむことができるのが特徴です。
まとめ
温泉に近い登山ルートも多いので宿泊に温泉宿を利用することもできます。自分の体力に合わせて登山を楽しんでくださいね。