会議で弁当を出す意味は大きく二つあります。ひとつは参加してくれた人への会議での労をねぎらう意味です。もうひとつは、時間の有効活用です。いずれも会議が効率的に進められ、効果のあるものになるよう弁当の配膳方法やメニューにも気を配ってお弁当を出したいものです。
決まっていた予定時間を守る
会議が白熱してきて長引いてくると、当初予定していた昼食時間を繰り下げてしまいがちです。もちろん会議も大事ですが、そのためにお弁当の時間を遅らせるというのは逆効果です。腹が減っては・・・ではありませんが、お昼の予定時間を超過し出すと参加者の気持ちも次第に萎えてきて、思考が鈍ってきます。これでは意味がありません。決められた時間は必ず守ってお弁当を出すのが第一です。
メニューには配慮
会議の中での厳しいやりとりが、お昼時間までずれ込んでギスギス感が漂っていてはせっかくのお弁当が台無しです。楽しく食事ができるように、お弁当の内容には気を配りましょう。高くはないが旬の食材が入っていて、季節の話ができたりすると場が和みます。温かい飲み物とセットにするのが一番いいでしょう。出す人のちょっとした気遣いが感じられるメニューが大切です。また食事後の会議のことを考え、揚げ物などの重いものは避けたいですね。
片付けは素早く
みんなが食べ終わるのを見計らい、お弁当のケースやパッケージは素早く片付けましょう。食べ終わったあとの弁当は見栄えのいいものではありません。そして、温かい飲み物をもう一度出してあげるといいでしょう。お茶を飲みながら軽い会話をし、昼食後の後半戦への準備が整います。また、次回のお弁当のリクエストを聞いてあげると気遣いが感じられます。
まとめ
このように、会議でのお弁当は単なる腹ごしらえ的に考えず、あくまで会議に参加してくれているメンバーのことを中心に考えます。そうすることによって、会議自体にも好影響を与えることができ、その意味で出し方は大切な要素です。