ランニングを始めたばかりか、もしくはこれから始めようと計画している場合、1日にどのように走ると良いのだろうと悩むことでしょう。初心者であっても一度に多くの距離を走ったほうが良いのでしょうか?それとも回数を分けた方が良いのでしょうか。
走れる体
ランニング初心者がするべきなのは、自分がどれくらいの距離を走れるかの確認よりも、まずは走れる身体作りと体力作りをしなくてはいけません。長距離走ることに体が慣れていない状態で無理に長距離を走った場合、疲労が必要以上に溜まってしまい、怪我や故障の原因になりかねません。ですから、一度に走る距離に関しては少しずつ伸ばすようにしていき、走る回数を1日に2回ほどに分けるようにして始めてみましょう。2回に分けて走ってはいても、しっかりと走るトレーニングにはなっているため、慣れる頃には何倍もの距離も走れるようになるでしょう。特に、これからランニングを始めるという方などは怪我などをしないためにも1日2回ほどのトレーニングにしてみましょう。
成長ホルモン
実は、2回に分けて走ることは成長ホルモンの分泌にも良い影響を与えます。成長ホルモンとは文字通り体の成長を促すためのホルモンなのですが、その他にも体を動かすエネルギーを生み出す働き(代謝)もしてくれます。そして、成長ホルモンは一度の短い間隔で運動を繰り返すよりも、一度目の運動をした後、十分に休憩時間をとってからもう一度繰り返すことの方が分泌されやすいものなのです。男性ですと、一度の長期運動であっても時間に伴って成長ホルモンは分泌されやすいのですが、女性の場合は運動時間に比例はされません。ですから、女性の場合はなおのこと1日2回のトレーニングをお勧めします。