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運動系の部活動でのミーティングには大きく2種類のミーティングがあります。部室や教室を利用してじっくり話し合うようなものと、活動中や試合などの場で行うものです。ミーティングの方法や進行を生徒自身に任せている顧問もおり、時に頭を悩ませている子もいます。今回は、そんな生徒さんのために、ミーティングの方法についてお話しします。

ミーティングを行う目的

まず、大切なのが「なぜミーティングをするのか」ということです。部の伝統だからとか決まりだからとか、顧問にいわれたから・・という回答ではあまりにもお粗末です。第一に、ミーティングを行う目的を理解しておかなければ、ミーティングを行っても中身が薄かったり、だらだらして終わってしまうだけになります。良くわからないという方は、一度この点について考えてみるとよいでしょう。

ミーティングは物事を良くするために行う

部活においてミーティングを行う目的は、基本チームをより良くすることです。より強くなるように、より良い成績が出るように、様々な話し合いを行います。チームに何か問題があるのであれば、どうすれば解決できるのかなども、ミーティングの場を利用して意見を出し合って解決することも少なくありません。

このようなミーティングを行うことで、チームワークが良くなることにもつながるのです。話し合うための議題がないというのであれば、何を話し合うと部が良くなるかということを議題にあげて、仲間から意見を集めるのも良い方法です。

ゆっくりと話し合うミーティング

ミーティングには、教室や部室などを使って時間をかけて話し合うタイプのものがあります。イメージとしては会議のような感じのミーティングです。基本的にこのようなタイプのミーティングは、情報共有や周知のために開かれます。たとえば今後の部活のスケジュールであったり、目標、ポジションや戦略というようなことがこのような場で伝えられます。そのほかに、部内に何か問題を抱えているようなことがあれば、それを議題として話し合い解決する場としても利用されます。

活動中や試合の前後に行うミーティング

こちらは、活動中の問題点や改善点について短時間で話し合ったりするようなミーティングです。活動中に指摘したほうがわかりやすいことや、イメージしやすいようなことは、このような場のミーティングを使って伝えたほうが効果的です。また、試合後などは試合のイメージが残っている状態で、反省点や改善点などを出し合うことで、より具体的で理解しやすいという事がポイントになります。

どちらで話し合うのがいいのかを考える

全員が集まってじっくり話し合うべきミーティングで、個人のあのプレーが良くなかったとか、あの時こうすればよかったなどと、いうようなことを議題として扱うのはあまりよいミーティング方法とは言えません。そのような反省や改善に関する指摘などは、できるだけ現場で行う方が効果的です。また、個人を引き合いに出すと部の雰囲気やチームワークにも関わってきます。このように、話し合う場やタイミングを考えて、適切に行うのがいいですね。

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