登山をする人にとって、頂上でお弁当を広げて食べることは大変楽しみなことです。そこで、山におすすめの料理をご紹介します。
行動食
登山中に食べる食料のことを、「行動食」と言います。行動食には、条件が有ります。
1.火を通さず、短時間で食べられる。
2.軽量でかさばらないもの
3.大きくないもの
4.高カロリーであること
5.栄養のバランスがとれたもの
6.簡単に食べられるもの
7.喉が乾かないもの
8.ポケットに入るくらいのシンプルなもの
一日食べる分だけ、例えばチョコ、飴、クッキー、パン、ソーセージ、煎餅、饅頭、チーズなどを一日分の袋にまとめておきます。食事を楽しくするために、山に応じて自分の好きなものを基本的に持っていきます。
登山の食事パターン
1.山小屋で食事 昼食を山小屋でとる事をベースにして、行動食を少し持っていく。
2.調理器具を使った食事 ガスとコッヘルを持参すれば、ほとんどのインスタントものは食べられます。
3.保温マグボトルの活用 湯を入れて持っていけば、コーヒー・スープ・カップラーメンが食べられます。
4.軽量コンパクトな行動食のみ 高カロリーで乾燥した日持ちするものです。
やまめし・行動食のおすすめ
1.ミックスナッツ 行動食・非常食・高カロリーとして基本です。
2.グラノーラ系 麦系フレーク、大豆系やドライフルーツなどをブレンドしたものなど。これも、基本です。
3.ドライフルーツ系 ミネラルを含み、行動食として最適です。
4.チョコレート系 夏場は溶けやすいので、一つ一つ包装されたものが最適です。
5.カステラ系 マルボーロ、ドーナツ、どらやきなど。バームクーヘン、ワッフルなどコーヒーに合う物です。
他にも、魚肉ソーセージ、サラミ・ジャーキー、フリーズドライ、カップラーメン、カロリーメイト、チーズ、たくあん、梅干、マシュマロ、ゼリーなどがおすすめです。
まとめ
初期のハイキング的な登山の段階では、昼のお弁当が楽しみです。その後登山が本格的になり高山へ挑むようになると、弁当が楽しみというよりメインは動く力を養う行動食になります。大自然の流れを直接受け対応しなければならない登山においては、食料の知識が欠かせません。