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ランニング中にチョコレートは食べても大丈夫?

一口だけでも甘くて美味しく、即効性のエネルギー補給に便利なチョコレートではありますが、ランニング中のエネルギー補給としては向いていると言えるのでしょうか。簡単に見ていきましょう。

ランニング直後

ランニング直前や走り始めた直後は、しっかりと走るためにもエネルギーを補給したくなるものです。ですが、開始直後にチョコレートを食べることは控えたほうがよいでしょう。これはチョコレートなどの糖を摂取することで起こる血糖値の上昇が危険だというのではなく、逆にインスリンショックと呼ばれる低血糖を引き起こしかねないからです。体は糖を摂取すると、インスリンというホルモンを分泌して多くなった糖を優先的にエネルギー源として利用しようとします。ですが、その状態でランニングなどのハードな運動を行うならば、血糖値が急激に下がってしまいます。結果的には低血糖によって倦怠感や眩暈などになりかねませんので、ランニング直後にチョコレートを食べるのはおすすめしません。

中盤以降

ランニング直後のチョコレートはおすすめできませんが、中盤以降のエネルギー補給として食べることは問題ありません。運動を長く行うならば、糖を摂取してもインスリンは分泌されにくくなります。この状態ならばチョコレートはむしろ良いエネルギー補給となるでしょう。ただし、物によっては喉の渇きを誘発しますので、補給するタイミングはよく考えて取るようにしましょう。

まとめ

チョコレートを食べると一時的に血糖値は上昇しますが、結果的にはインスリンにより低血糖を引き起こしかねません。ですが、長く運動することでインスリンの分泌量が減った時には、チョコレートは良いエネルギー補給になるでしょう。ランニング開始直前ではなく、中盤以降で食べることをおすすめします。

 

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