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スポーツ科学の発達のおかげで、ランニングにおいてもその正しい走り方がはっきりわかるようになってきました。
昨今の見解では「上半身に重心を乗せる」走り方がベストと言われています。

①:それって、前傾姿勢のことじゃないの?!

結論からいうと、前傾姿勢が確かにランニングのスピードを上げることは確かにあります。
これは、動作の重心が上半身に移動するからです。
人間の身体は、上半身が下半身よりも重くできています。
よって、重い上半身が下半身を引っ張るように前進すれば、勢いよく前に進めます。
かといって、むやみに身体を前に突っ込ませるとバランスを失って前方に転倒するのがオチですよね。

②:「上半身に重心を乗せる」のと「前傾姿勢」はどう違う??

ポイントは「背筋を張る」ことです。
常日頃から前傾姿勢になりがちな人はむしろ背筋を張れていないことが往々にしてあります。
したがって、「背筋を張れているかいないか」の違いになります。

③:上半身に重心を乗せるには??

これには代表的な方法があります。
まずは直立し、背筋がピンと張っていることを確認してください。
それを維持したまま「ゾンビ」のように両腕を前方に伸ばします。
そしてゾンビが人間を捕まえる時のようにさらに腕を前に伸ばそうとしてください。
それと同時に「その場で足踏み」をしてみてください。
そうすると、上半身が前に出る分、勝手に足が前に出てしまうのです。
この状態の足運びが「上半身に重心を乗せる」方法です。

 

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