日程調整サービス『調整さん』が運営する新しいメディア

ランニングに潜む「腰椎椎間板ヘルニア」を回避するポイント

ランニングは、誰でも簡単に取り組める親しみやすい運動法ですが、
間違った方法で取り組んでしまうと思わぬ故障に繋がりかねません。

①:「ヘルニア」って何??

「ヘルニア」は、内臓などの体内組織が本来収まっている位置から”ずれる”ことを言います。

②:「腰椎椎間板ヘルニア」って何??

よく「椎間板ヘルニア」、一般的に「ヘルニア」と略されるのはこの部位のヘルニアです。
人間は直立を行う”縦長”の生き物なので、”横長”の生き物と違って脊椎が垂直方向にまっすぐ伸びています。
つまり重力と同じ方向に伸びているので、常に重力の影響を受けているのです。
慢性的な負担によって椎間板と呼ばれる部位が飛び出ることを言います。

③:ランニングで椎間板ヘルニアに?! その原因とは

ランニングの動作は、簡単に言うと「小刻みにジャンプすること」を繰り返す内容です。
身体が一瞬宙に浮く間、脊椎には瞬間的に大きな重力負担が発生します。
このとき、フォームが悪く(つまり、背筋が伸びていない)、重力の向きと脊椎の向きが”ずれる”ことがあります。
これによって、不自然な方向に負担がかかり、腰を痛めてしまうのです。

④:ランニングで腰を痛めないようにするには

ヘルニアを予防するにあたって、先述した腰への不自然な負担をなくすのがベスト。
そのためには、着地の際に足の裏全体で地面を「スタンプ」するように接地させます。
フォームの悪い人にありがちな「つま先着地」は不安定な足元を支えるため、腰をはじめとした
体幹部に不自然かつ大きな負担がかかってしまいます。

 

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます