中級者向けの釣り講座〜ワインド釣法とは〜

ワインド釣法はシーバスやタチウオ釣りでよく使う釣り方です。

ワインド釣法とは

捕食魚が無視できないような、本能を刺激する波動を生み出す釣り方です。ソフトルアーにワームを付けたジグヘッドをセッティングして、エギングのように大きく左右にシャクって高速ダートさせて魚を誘うテクニックです。集魚力がかなり高いので、シーバスだけではなく青物やシイラ、タチウオ、ヒラメなどにも使われます。どんな釣り場でも魚の本能を刺激して釣ることができますが、釣れ続けるにはその場所に或る一定の条件が必要です。

高速ダート

エギングのように大きくシャクることがポイントです。狙う魚によってシャクリのペースは違ってきますが、基本は1秒間に2回のシャクリです。水面を飛び出さない程度に強くシャクって、シャクった直後に、ラインテンションを抜いてスラックを出します。自分のやりやすいテンポと強さでシャクって、繰り返していきながら高速ダートのコツを摑んでいきます。ダートを途切れさせないことが大切で、途切れさせると、魚が離れて行きます。

ワインド釣法の道具

ワインド釣法には、シャクリに適したエギング用やショアジギング用のロッドが向いています。リールは2500番か3000番クラスのスピニングリールで、PE1.0号から1.5号が少なくとも100mは巻けるものが必要です。そして、エギングと同じようにPEラインにリーダーシステムを組むとアクションのキレがよくなります。ラインの太さはPE1.0号から1.5号で4号以上のリーダーです。細いPEだと衝撃であっさり切れてしまうことがありますし、リーダーも丸呑みされてしまいます。

ワインド釣法のまとめ

タチウオを狙うときには、歯が鋭いのでワイヤーリーダーにしないと失敗します。またタチウオは光で誘うなど、テクニックと道具も必要で、ワインド釣法の人気ターゲットです。