長身の選手たちが飛び上がりバスケットゴールにボールを叩きつけるダンクシュートは驚愕と共に観客を沸かせます。
しかしプロのバスケット選手は軽々とダンクを決めていますが、安易に真似が出来る物ではありません。それを考える為にゴールのサイズから考えてみましょう。
3mまで飛び上がる脚力
バスケットには何種類か規格がありますが、プロ選手などが行っている国際的な試合においては、305cmの位置にゴールが設置されます。
つまりダンクを決めるにここに手が届く位置まで飛び上がる必要があるという事です。実際プロの選手は2m近くある選手でも1m近く垂直跳びが可能な脚力を持っています。
45cmのリングに入れる
その上に、試合中にダンクを決めるには確実にゴールの近くまで体を持っていき、リングに届く位置を取る必要があります。
これは単純に筋力というだけの問題ではなく、チーム全体の戦術や個人の動きかたなど複合的な部分で優れて居なければなりませんし、相手のディフェンスに邪魔されることが無い身体能力が必要が必要となります。
ダンクシュートを決めるのは個人の素質だけじゃない
このようにダンクシュートというのは、そもそも選手の身体能力がなければ行う事すらできない事です。
日本で長身と言われる180cmなら1m近く飛び上がれば手を伸ばした状態で入れる事も可能となりますが、これは練習中の話で実戦でダンクを可能にするにはディフェンス側の注目を集めた状態でリングの下まで行く必要があり、これは素質だけではなく技術も必要になるのです。
プロのすごさ
ダンクシュートを軽々と決めているプロの選手たちを見ると自分でも出来そうと感じてしまいますが、このようにそもそもの素質と技術が無ければ決めることすら不可能な事です。
逆に言えば、そう言った難しい行為を決めるところにプロのすごさがあるのです。