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サッカースペイン代表の強みと弱み

2010年にサッカーWカップを優勝し、2012年に史上初のEURO連覇を成し遂げ、一躍世界のトップへと躍り出たナショナルチームをご存知でしょうか。そう、たぐいまれなるパスサッカーで世界を魅了したあのチーム、スペインです。
2014年に世界一の座を明け渡したものの、未だに世界各国の強豪が恐れるスペインチーム。その強さの秘密、そしてウィークポイントはどこにあるのでしょうか。

強さの理由。現在でも世界一と称されるパスサッカー

スペインチームの強さを端的に現すなら、やはり”華麗なパスワーク”という点につきるでしょう。
ほぼワンタッチのみのパスワークで相手ディフェンスを惑わし、易々とフィールド中央から切り崩しフィニッシュへともっていく。
その精度、速さにおいてスペインチームの右に出るチームはいないといってもいいでしょう。

パスサッカーを支えるチームワーク

TVなどでスペインチームの試合を見ると、いかにも簡単にパスを回しているように思えますが、それには阿吽の呼吸といったようなものが必要不可欠に違いありません。
スペイン代表はチームメイトの多くが普段からスペイン国内のプロリーグでプレイしています。そのことがチームメイト間の理解を深め、息の合ったチームワークを生み、あのパスサッカーが展開できているのかもしれません。

スペイン最大のウィークポイント。フィジカル、そして高さ

2014年Wカップの優勝国ドイツ、準優勝国ブラジル。この両国に共通する強さといえば”フィジカル”でしょう。
当たり負けしない強さ、底なしとも思えるスタミナ。それに加えこの2カ国は自分たちのウィークポイントをあのWカップまでに補ってきていたように思えます。
それこそがスペインのパスサッカーの根底にあるチームワークです。特にドイツチームの組織力には目を見張るものがありました。
彼らは当時世界最強だったスペインを参考に弱点を見直した。ならばスペインはどうか?
彼らに当たり負けしない強さ、底なしのスタミナはあのときあったか?答えは否、です。
そこを伸ばせなかった点にスペインチームのWカップ予選敗退の一端があったのかもしれません。

まとめ

パスサッカーを極めるのか、それとも弱点を補っていくのか。スペイン代表はいま岐路に立たされていると感じます。
それでも彼らは必ずや私たちの前にまた強いスペイン代表の姿を見せてくれるに違いありません。

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