懇親会の締めといえばやっぱり一本締めですよね。
楽しかった懇親会の閉会は皆さんお酒も入り気分も高揚していると思います。また、話も弾んでいるのでなかなか名残惜しかったりもすると思います。
そんな時に一本締めをすると明るく懇親会を終える事が出来るんです。
今回は一本締めについて詳しく説明したいと思います。
一本締めの歴史
一本締めは手締めの一種で手締め自体は神話からきています。
事記の国譲り神話という神話で承知した際に拍手をした事が手を打つに変化し、手締めとなったと言われています。
その後、江戸時代では儀式などの後には手締めを行う事が習慣となり、今では行事が無事終了した事を祝い、協力して下さった方々に感謝するという意味で手締めが行われるようになりました。
一本締めの正しい手順
一本締めは基本的に閉会の挨拶の後に行なわれます。
その場にいる一番地位がある人が音頭を取るのが一般的といわれています。
流れとしては誰かがお手を拝借と音頭を取ります。その後に「イヨーオ」タンタンタン タンタンタン タンタンタン タンと手を叩き、「ありがとうございました」と同時に拍手で終わりとなります。
一本締めは最近よく勘違いされており、一丁締めと呼ばれる手締めと混同されている事があります。一丁締めは「イヨーオ」タンで終わる関西のローカル手締めですが、一本締めと言いながら一丁締めを行なうケースがありますので、注意が必要となります。
まとめ
一本締めは懇親会の終わりの合図でもあり、無事に懇親会が終わったことへの感謝の意でもあります。
また懇親会の終わりを明確にしてメリハリをつける意味でもとても効果的だと思います。
正しい一本締めで懇親会が楽しかったって言われるようにしたいですね。