送別会での万歳三唱については賛否両論です。
その前に、そもそも万歳三唱とは何かと考えたくなるのですが、調べれば調べるほど何ソレ?と混迷してしますのですが、こういう時は理屈より送られる人が嬉しいかどうかと言う原点回帰がいいのかも?
賛否が分かれる点は?
送別会での万歳三唱の賛否が分かれるポイントは、理屈より受け止め方にあるのではないでしょうか?
「送られる人が親しんだ職場を去るのに、万歳!と言われて喜ぶの?」というNG派。
「去る人の前途を祝し、これからの励ましの意味で万歳!だからいいのでは?」という肯定派があります。
「万歳!」も「送別会」も解釈がいろいろ
この違いは、万歳!の使う時のイメージが人それぞれというところに原因があります。文字通り長寿の意味から転じた慶事での万歳!から、衆議院解散、お手上げ!までいろいろです。
一方、送別会と一言に言っても内容はいろいろあります。壮行的な励ましの意が強いものから、「贈る言葉」を歌い、涙なしでは送れない親しかった人の送別会まで幅があるものです。
送別会の原点に帰ると?
送別会の趣旨という原点に帰ると、送られる人が気持よく旅立てるよう見送ってあげるのが目的なので、一番いいのは、もし自分がその立場になった時、「万歳!万歳!万歳!」と言ってほしいかどうかということに尽きるのではないでしょうか?
少なくとも、送別会に万歳は馴染まないのではないでしょうか?
まとめ
慣例的には、送別会での万歳は実際にはあるのですが積極的な肯定はあまりありません。むしろ、「やっても構わない。」「やるときがある。」的なニュアンスが多いようです。
こういう時の判断は、「無理にやることはない。」というのが結論です。万歳より花束を!