どのようなアンケートを行うか決まったら、次は答えてもらうためのアンケートフォームを作成しましょう。インターネット上で回答してもらえるウェブフォームと紙ベースのフォームとがあります。それぞれ適した環境や、メリット・デメリットがありますので、用途や対象者に合わせて選びましょう。
紙に書き出しておく
まずはアンケートで聞きたいことを、メモやノートなどに書き出してまとめます。あらかじめ書き出しておくことにより、フォームの作り忘れや質問内容の確認などがしやすくなります。この場合、自分がわかれば良いので、箇条書きでもいいですし、実際のアンケートフォームをイメージして書くのも良いでしょう。
ウェブのアンケートフォーム
ウェブ上でアンケートを回答してもらえるタイプのものは、回答の手間がなく集計もすでにデータ化されているのでまとめやすいという利点があります。インターネットで回答フォームにアクセスしてもらう必要があるため、ネットショップやサービス、メールマガジンなどの場で接触するような相手に対してアンケートを取るのに適しています。逆に、年配の方やインターネットと接する機会のない方には向かないアンケート形式となります。
おすすめのWEBアンケートフォームサービス
無料、有料それぞれサービスがありますが、どのサービスもフォームの作り方についてわかりやすく説明されています。なかでも、グーグルで提供されているアンケートフォーム作成サービスは、使いやすく作り方も簡単なのでおすすめです。簡単な集計なら自動で行ってくれるのも、WEBでのアンケートフォームの魅力です。
http://www.appsupport.jp/docs/form-create/
紙のアンケートフォーム
イベントの参加者などにその場で回答してもらう目的などなら、紙のアンケートがおすすめです。作り方は様々ですが、紙なのでどのようなソフトを利用しても印刷してしまえば同じです。もちろん手書きで作成しても構いませんが、エクセルなどを利用すると、あらかじめエクセル内にある、枠線やチェックボックスなどが使えるので便利です。紙ベースなので、いつでもどこでもアンケートを取ることができる反面、集計は基本目視でまとめることとなります。また、あまり長いアンケートの場合、用紙が増えるだけでなく回答者にとっても負担になるので、注意が必要です。
アンケートフォームで使われるパーツ
アンケートフォームは、質問とパーツと呼ばれる回答エリアを組み合わせて作ります。名前など短い回答を記入する「テキストフィールド」や、複数の選択肢を選んでチェックしてもらう「チェックボックス」や「ボタン」、質問や感想などの、長文を書けるよう長さを多く取ったテキストエリアというものもあります。アンケートフォームはこれら様々なパーツを用途に合わせて選び、組み合わせて作ります。
回答しやすいフォーム作りを心がける
アンケートフォームを作るときは、どのような回答フォームなら記入しやすいかを考えて作成します。回答者が負担に感じたり面倒に思えるフォームでは、期待するだけの答えを得ることができなくなってしまいます。できるだけ、回答者の気持ちになって作ることが大切ですね。