いざアンケート調査をしようと思っても、肝心の質問の仕方がわからない。
そもそも、アンケートの作り方にルールってあるの?
アンケート作りに悩める方に選択肢作りの基本をお教えします!
具体的な意見、自由意見をききたいときは自由回答
回答のタイプは全部で3種類あります。
一つ目が「自由回答」。選択肢を示さず、文字や数字で回答を求める方法です(例:「一日の睡眠時間は?」に「〇時間」と答えてもらう)。自由意見や具体的な数字を求めるときに有効です。
Yes or No? 二者択一を迫る二項目選択式
二つ目が「二項目選択式回答」。いわゆる、Yes or Noで、質問に対し「はい」か「いいえ」のどちらかを選択してもらう方法です。AとBを並べて比較し、「どちらがいいですか?」とたずねる方式も二項目選択式回答になります。「はい」か「いいえ」で答えなくてはならないので曖昧な回答を防ぐことができます。
この中から選んで! 多項目選択式
三つ目が「多項目選択式回答」。三つ以上の選択肢を提示してその中から一つないし複数の回答を選択してもらう方法です。多項目選択式は、さらに一つの選択肢を選んでもらう単一回答と複数の選択を求める複数回答に分けられます。ABC…と並べて「好きなものから順番に並べてください」とするようなやり方も複数回答の方式に含まれます。
まとめ
選択肢の種類によって質問の仕方も異なるので、どの方式を採用するかはアンケート作りの早い段階で決める必要があります。アンケートの趣旨に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。