人体の中で最も大きな臓器、肝臓。
沈黙の臓器ともいわれ、異常があっても自覚症状が出にくいと言われています。
今回は、そんな肝臓の病気に効果があるとされる温泉をご紹介します。
増富ラジウム温泉
山梨県にある増富(ますとみ)ラジウム温泉は、入浴でアトピー、飲用で肝臓病・糖尿病、吸引でぜんそくに効くと言われ、療養に最適な温泉です。
ラジウムの含有量が高く、その作用が内臓疾患に良いとされています。
国民保養温泉地に指定され、ほとんどの宿が湯治のための宿泊に対応しています。
JR韮崎駅からバスで約1時間です。
かぶと湯温泉
本厚木駅からバスで約25分のところにある温泉です。
静かな雰囲気で湯治向き。
強いアルカリ泉質を持つかぶと湯温泉は、肝臓病のほか、美肌にも効果があると評判です。
効能は、飲用で肝臓病、入浴で神経痛・リウマチなど。
宿でいただける、いのしし鍋も人気です。
入之波温泉
奈良県吉野郡にあり、江戸時代から湯治場として栄えた、入之波(しおのは)温泉。
効能は神経痛・肝臓病・動脈硬化症などです。
山鳩湯は、「温泉教授」の松田忠徳氏がその著書の中で紹介したことで、知名度が高まりました。
かけ流し、源泉100%の黄褐色のお湯は飲泉も可能です。
近鉄大和上市駅下車、バスを乗り継いで約80分ほど。
近代的な旅館ではないものの、これぞ秘湯!というような雰囲気が楽しめるのも一押しポイントです。
おわりに
いかがでしたか?
効能に肝臓病を挙げている温泉はそんなに多くありませんが、時間ができた時には少し遠出して、温泉で肝臓をゆっくり休ませてあげるのもいいですね。