あまり聞きなれませんよね。
バレーボールをしているひとでもそう使うことがない言葉。
この言葉だけでは、何かを連想することも容易ではありませんが、何か特別な“技”というわけではありません。
ディグとはどういう意味?
ずばり「スパイクレシーブ」「つなぎのレシーブ」のことです。
じゃあサーブレシーブはというとそれは、「レセプション」という用語になります。
国際的にはこの用語で通されております。
ちなみにディグを行うプレーヤーのことはディガーと呼ばれており、国際大会によっては、「ベストディガー」が表彰される大会もあるようです。
なぜディグと言われるの?
通説ですが、通常のレシーブとは異なり、より低い姿勢においてレシーブをします。
ケースによっては組んだ両手がコートすれすれでうけるケースもあるでしょう。
それらの見た目から“穴を掘る動作に似ている”という意味でこの言葉になっているようです。
英語でdigの意味として、掘るという和訳も出てきます。
ただ、あまり、というかTVを見ていてもあまり使われることがまだまだ少ないので一般的になじみがなく、レセプション・ディグをひとまとめにしてレシーブとして認識している人が多いのではないかと思われます。
バレーボールにおいて、最大の攻撃はきれいなサーブレシーブ(レセプション)から始まります。
サーブを受ける、受け手(レセプション=reception=受付)
という流れからすると、しっくりくるかなと思います。
ディグは少々強引かもしれませんが。
求めるレシーブの質も違いますし、これら得手不得手もあります。
そういった観点からすると、このようにレシーブもわけて考える必要もあるのかもしれません。