バレーボールの大会で使われるカラーボール。昔のバレーボールでは真っ白なボールが使われていましたが、最近は色の付いたカラーボールが使われるようになりました。その理由は?利点は?ボールについて紹介していきます。
FIVEの認めたミカサとモルテン
国際バレーボール連盟(FIVE)が認定球として認めたボールが、日本のミカサのボールになります。また、国内の公式戦で使用されるボールでは、モルテンという会社のボールも使われます。練習用では様々なボールが存在しますが、これからバレーボールを始められる方で認定球を使用したいのであれば、このミカサとモルテンから探しましょう。
バレーボールの大きさと重さ
バレーボールでは、ボールの大きさや重さにも規定があります。一般と大学・高校は5号(直径21cm)のボールで重さは260~280gとなります。中学生は4号(直径20cm)で重さは240~260gとなります。小学生は4号軽量ボールで直径は20cmですが、重さが200~220㎎と軽く作られています。
バレーボールのカラーボールの意味
バレーボールの国際試合で、白球から今のカラーボールに変わった理由は、テレビ視聴者や観客に見やすくするという目的が強かったと言われます。ボールを派手にすることで、視聴者がボールを追いやすくなります。また、スローなどで見た際にもボールの回転が一目瞭然になります。
ママさんバレーのボールのサイズは?
「ママさんバレー」で使用されるボールは、一般の5号ではなく4号ボールになります。丁度、中学バレーボールで使用されているボールになります。公認球と比べて、ひと回り小さく軽いので、操作性に優れていて怪我もしにくいのが特徴です。
ビーチバレーボールで使われるボール
ビーチバレーボールでも、大会ではFIVEの認めた公認球が使用されます。大きさは、6人制バレーボールが65cm~67cmの5号ボールと比べて、ひと回り大きな66cm~68cmとされていますが、実際には同じ大きさだったりもします。しかし、6人制とビーチバレーボールでは、内気圧が全く違います。ビーチバレーボールは内気圧を低く設定をしていて、スピードが出にくい仕様になっています。また、カラーリングもより派手になります。
ソフトバレーボールで使われるボール
誰でも気軽に楽しめる」というルールのもと考えられた“ソフトバレーボール”で使われるボールは、6人制バレーボールとは全く違います。材質もゴムで、大きく柔らかなボールになります。とくに、FIVEの認める公認球も存在せず、各大会で決めれたボールを使用します。
9人制バレーボールで使われるボール
日本で人気のバレーボール種目に“9人制バレーボール”があります。この9人制バレーボールでは、6人制と同じボールが使われます。一般・大学・高校であれば5号ボール、中学生・ママさんは4号、小学生は4号軽量と言った具合です。
バレーボールのサイズも様々
バレーボールで使われるボールは、種目によって大きさも様々です。年齢や学年によっても使われるボールが変わりますので、自分のやっているバレーボールに合わせたボールを使用しましょう。