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バレーボール用語 サブスティテューションってなに?

バレーボールは観戦するのも、試合に参加するのも楽しいスポーツですが、バレーボールの用語を知っていると、より深くバレーボールを楽しむことができます。今回は「サブスティチューション」について解説します。

バレーボールの選手交代(サブスティチューション)

サブスティチューション(substitution)は競技中の選手交代のことです。バレーボールでは1セットにつき最大6回交代をすることができます。コートの中の選手とベンチにいる選手が交代でき、交代した選手は同じポジションに入ることができます。

サブスティチューションの方法

以前は、監督等が競技者交代のハンドシグナルなどを副審などに示していましたが、2010年度からは「クイックサブスティチューション」が採用されています。
バレーボールの選手交代は、ラリーの完了から主審が次のサービス許可を与えるホイッスルを吹くまでの間に行われます。ベンチにいる選手が交代をする時は、サブスティチューションゾーン(選手交代ゾーン)に入ります。副審がホイッスルを鳴らし、公式のハンドシグナルを示し、主審も公式ハンドシグナルを示すことで交代の手順が始まります。
副審はコート内の交代する選手が手をあげさせ、ナンバーを確認し、正当な交代であることを確認したら、合図をし競技者を交代させます。プロリーグなどの試合ではナンバーカードなどを使用することもあります。また、1回の競技中断中に複数名の交代をすることができます。

サブスティチューションの方法

1セットにつき、最大6回まで競技者の交代ができますが、注意しなければいけないのは、一度コートを離れた選手は、1セットに1回だけ前に交代した選手としか交代することができません。
例でいうと、ナンバー1とナンバー2の選手が交代した場合、このセットではナンバー2の選手はこのあとナンバー1の選手としか交代できません。

サブスティチューションのタイミング

セット中のゲームの流れの中で、サブスティチューションをどう使うかというのがチームの戦略となります。連続して失点した場合に流れを変えたい、競技者の疲労回復を図る、攻撃力or防御力を増やす、などさまざまな要因が考えられます。ゲーム観戦の時は、サブスティチューションの前後のゲームの流れに注目してみてはいかがでしょうか。

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