麻雀用語の中で満貫(マンガン)という言葉があります。満貫って役の名前ですか?という初心者の方もいるかもしれません。いや、いることでしょう。満貫は役ではないですよ。と答えるついでに、少し満貫のことなどを紹介します。
満貫とは?
まず、満貫とは役のことではなく点数のことです。麻雀で和了ったときに獲得できる点数のことで、子で和了ったときは8,000点。親での和了りは1.5倍の12,000点のことを満貫といいます。
どんな役が満貫なの?
どの役で和了れば満貫か?というよりも、5翻以上で和了れば満貫確定となります。ちなみに役満役満とよく言われていますが、これも正しくは役満貫と言い、難易度の高い役であがったときに得られる点数のことを表す言葉です。数え役満は13翻なので、5翻~13翻が満貫以上となります。そして、5翻以降は翻数に応じた得点と呼び名が用意されています。
満貫以上の点数
それでは、満貫以上の点数がどうなるのかを子で和了った場合でいうと、まず5翻が満貫で8,000点。6翻7翻が跳満と言って12,000点。8翻9翻10翻が倍満と言い、16,000点。11翻12翻が三倍満で24,000点。そして13翻が役満(四倍満と呼ぶこともある)で32,000点。となっています。
跳満が満貫の1.5倍であり、以降は満貫の2倍、3倍、4倍の点数となっています。
満貫以下の点数計算では符と翻数によって点数計算をしないといけませんが、満貫以上になると、符による計算の必要がなくなり、点数計算が簡単になります。満貫の8,000点を基準に何倍かするだけです。簡単ですね。点数計算は簡単になるのですが、初心者にとって満貫を出すのはそう簡単ではありません。とりあえず5翻になる役を意識して満貫確定を目指しましょう。