日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

フットサルはゴールキーパーを含めて1チーム5人ですので、相手の動きに合わせて守備と攻撃の役割も流動的になりますが、攻撃のフォーメーションはいくつかあります。
ここでは基本的なフォーメーションの一つである「ボックス」について説明しましょう。

ボックスフォーメーションとは

2-2フォーメーションとも呼ばれます。
前に2人、後ろに2人を配置し箱型(ボックス)を形成します。前の2人が攻撃的、後ろの2人が守備的と、役割分担がはっきりした形になっています。
常にポジションを入れ替わりながら、相手のスキを狙ってスペースが空くのを待ちます。
利点としては四隅に選手を配置することで、広くスペースを使うことができす。
攻守にそれぞれ2人かけられるので、厚みが増します。

ボックスの注意点

スペースが広いということは、一歩間違えれば相手にとっても攻めやすいということです。
ボックスが広く空いてしまうと、相手に中央突破を許すことになりますし、逆にボックスが狭くなればサイドを突かれます。
ボックスで求められるのは豊富な運動量です。
前線の2人が前で張っているだけではなく、中盤の間延びしたスペースを埋めてパスコースを作ったり、後ろの2人が相手に詰められている時や攻撃参加している時に、サポートに戻ったり相手カウンターに備えるなど、前の選手の運動量と2人のポジション取りのバランスが大事になって来ます。
また後ろの選手も、攻撃参加の為に上れば後方にぽっかりスペースが空いてしまうので、攻撃後の戻りもスピーディーでなければなりません。

このようにボックスフォーメーションは、攻守共に運動量と切り替えの速さ、体力と判断力などの能力の高い選手でないと難しい形といえます。
逆に攻撃力の高い選手を前線に揃えることができるなら、非常に攻撃的なフォーメーションといえます。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます