初詣などで神社へ参拝し、お賽銭を入れるときにも作法があることをご存知でしたか?神様に失礼のないように、また、恥ずかし思いをしないためにも、神社でお賽銭を入れるときの正しい作法を確認してみましょう。
神様の前に立ったらすること
まずは軽くお辞儀をし、目の前に鈴があったら鳴らします。鈴を鳴らすのには、空気中の穢れを払うという意味があります。
お賽銭の入れ方
お賽銭を入れるときは丁寧に入れましょう。投げ入れるのは神様に失礼にあたります。お賽銭の金額は人ぞれですが、ご縁があるようにと五円玉を入れたりします。他にも、五円玉2枚で重ね重ねのご縁、四十五円で始終ご縁といった語呂合わせもあります。また、十円玉は「遠縁に通ず」といわれ、縁から遠ざかってしまうので避けられています。
二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)
・深く2回お辞儀をします。(二拝)
・胸の位置で合掌し、右手を少し下にずらして2回拍手します。(二拍手)
※お寺では音を鳴らさず静かに合掌します。
・深く1回お辞儀をします。(一拝)
お賽銭をする
お賽銭は神様に願い事を叶えてもらうためのものではありません。祈願成就の感謝の気持ちを伝える意味でお供えします。まずは神様に感謝の意を伝えてから、欲のないささやかな願い事を祈るのが好ましいでしょう。
まとめ
「一年の計は元旦にあり」と言います。初詣をするときに限らず、神社を参拝するときは節度や作法を守るように心がけたいですよね。また、神社によって作法が異なりますので、参拝前に確認しておくことをおすすめします。